【イラスト練習】模写、もしや最強か?
もしゃだけに。なーんつってね!天罰!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
はじめに
こんにちは!T-4と申します。
普段は趣味でTwitter(現X)に好きなゲームのキャラクターイラストを投稿しています。
本記事では、模写って……すごいぞ!!という僕の感動がお伝えできればなと思っております。まだまだ下手っぴのド素人がしたためたものですので、是非あたたかい目でご覧ください。やさしくして……
結論 - 模写は最強の練習かも?
結論はタイトル通りですが、本番のイラストを描く前に一旦描くキャラクターを模写する、この練習を挟むだけで圧倒的に上手く描けます。マジで。こいつァ最強だぜ。
僕自身、模写をするようになってから以前より原作に似ているイラストが描けるようになりました。
模写の効果には大きく以下の3つ(+α)があると考えています。唐突に表現が地味です。うわあ!急に冷静になるな!
資料をガッツリ見る時間ができる
一度描くことで理解度が上がる
逐一資料を用意する習慣がつく
(+α. 「あれ?オレ絵上手くね?」という感覚を幻覚ながら味わえる。上手いのは己ではなくお手本です。)
また、予防線を張るようで恐縮なのですが、本記事では原作に似ているかどうかを最重要視しています。ファンアートゆえお許しください……
描いたキャラクター
今回説明に使用した画像で描いているのは、KONAMIのアーケードゲーム『モンスター烈伝オレカバトル』の「炎の戦士バーン」です(画像右下、剣と盾を持った赤いキャラクター)。
模写でイラストがどう変わったか?
【模写をする前】
早速乗せてしまいますが、昨年(2023年)9月に描いたバーンがこんな感じ。
特徴的なデザインなので、オレカバトルを知っている人ならバーンかな?と思ってもらえる程度には似ているかもしれません。実際SNSに上げてみたところ、ありがたいことにたくさんの方に見ていただけていました。
が、お手本を横に置いてみると……
全然違います。全然違います……
顔が広い……額の飾りヤバ……炎が炎に見えない……そもそも色は……?
お前は一体どこを見て描いたというのか……!?
描いた当時は大真面目に上手いと思っていました。
お手本であるカードのイラストもじっくり見たつもりでした。
しかしこのありさま。そうです。
お手本を真にしっかりと見ることができていないのです。
【模写してみた】
「いや模写しろとは言うけれどもエェ~?そんなに変わるもんかなァ~?言いすぎじゃないですかァ~?」とかなり舐め腐っていたので、無謀にも隣に見本なしで描いてから模写に取り掛かりました。
その結果がこちら。
お手本………………絶対に見たほうがいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【模写のやり方】
お手本が見られていないのなら無理矢理視界に入れればいいじゃない!
ということで、とにかく近くに、何枚もお手本を置きました。
iPadで描いているので、実際にはこれに加えて物理カードも置いています。
流石に同じ画像3枚はやりすぎ感がありますが、画面を見ている限りどれか1枚は必ず視界に入ります。
これがかなりよく、お手本とのズレに相当気づきやすくなりました。
しかしこの距離で置いていてもなお、ズレ(兜の白い部分の太さ、目線の向きなど)が発生していることがお分かりいただけるかと思います。見る力の不足をひしひしと感じますね……
【模写をした後】
模写はあくまで練習であり、言ってしまえば下準備。
模写を経て描くイラストこそが本番です。
ということで、模写後のイラストがこちらです。
ど……どうでしょうか!?かなり似ている度がアップしていませんか!?
まだまだ粗い部分も多々ありますが、模写前のイラストよりもグッと原作に近づいた気がします。
模写の何がよかったのか?
初めのほうで既に書きましたが、以下の3点がよかったのではないかなと感じています。特に即効性を感じたのが1と2です。
資料をガッツリ見る時間ができる
一度描くことで理解度が上がる
逐一資料を用意する習慣がつく
大量にお手本を並べてみたりしましたが、それでもやはりじっくりと見なければ似せることは難しいと痛感しました。そっくり描き写すだけでこの状態なので、ポーズや角度を変えるとなると難易度は言わずもがな。僕が初心者なのもありますが、チラッと見ただけで似せられるはずもありません。
半ば強制的に資料を穴が開くほど見る時間ができる、これが1点。
そして模写を挟むことにより、そのキャラクターを少なくとも一度は描いたことがある状態に持っていけます。言ってしまえば当たり前ですが、一度目より二度目のほうが勝手がわかっていますよね。本番のイラストがその二度目になるので、初見よりもクオリティは上がらざるを得ないでしょう。
また、「このキャラ凄まじく毛量多かったから、髪で隠してしまえば武器も鎧も手も描かんでいいぞ!」など、姑息な作戦を練りやすくもなります。
これが2点目です。
3点目はどちらかというと間接的なメリットですが、模写には絶対に資料が必要です。確実に1枚は資料を用意することになります。文字通り最低限の数ではあれど、どんな技術書にも大抵資料を見ろと口酸っぱく書いてあります。これを実践できるわけですね。いやマジで資料を見て描いてみな。飛ぶぞ。
おわりに
お付き合いいただき大変ありがとうございました。
長々と書きましたが、この記事で伝えたかったことは
模写、やろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
の一言に尽きます。
最初は本番のイラストすらベタ塗りで精一杯だったのですが、練習の甲斐あってだんだんとイラストっぽいものが描けるようになってきました。特に下のイラスト(画像右)は会心の出来です。SNSでも予想を遥かに上回るほど多くの方に見ていただけました。感謝……
やはりまだまだ練習不足と勉強不足を感じざるを得ませんが、模写によってある程度のクオリティが担保されることでイラストを描くのがとても楽しくなりました。これが一番言いたかったと言っても過言ではないです。
正直なところ、この記事は5年前くらいの自分に叩きつけるつもりで書きました。
もっと早く模写の重要性に気が付いていたら、という悔しさがに端々に滲み出ているかもしれません。
ウオオ!もっと上手くなるぜオレはやるぜ!
ここまで読んでくださったあなたへ心から感謝を。
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