デッキ構築の際の思考

自分の整理も兼ねてまとめました。特別大したことは書けませんが思考のまとめです。

構築の流れ

①そのデッキに持たせたい役割を決める


 今期の復讐VやOTKエルフに関しては「現実的に6キルを目指すことで、7キルが中心の現環境で、先後を多少無視できるようにする」です。復讐Vに関しては「マナリアwや結晶bの序盤の脆弱性につけこむ」というのもありました。これらの考えに至ったのは、結晶BやゴーストNcを使用していて、後攻がかなり辛く、また勝率が思うように出せていなかったため、ほかのアプローチを検討したからです。

②①を達成するのに、必要な勝ち筋を考える

 
 6キルにあたって、復讐Vでは「5,6tの大量打点で削りきる。」OTKエルフでは「フィリィノワリスによる6t20点コンボ」が必要なパーツだと考えました。また、復讐Vについて、カードプールから前期のような打点をため込んで一気に吐くという動きが難しいと感じたため、この時点でアグロに寄せることは決めていました。

③②で考えた勝ち筋に沿って仮組み


 まず復讐Vを例に挙げて説明します。最初に復讐直接勝ち筋にかかわるカードを入れます。ここでは使いそうなカードは最大枚数入れてます。

復讐札と、6に高打点を出せる八獄ギミック

 次に、これらを引き込むカード、及びアグロするのに必要なカードを加えます。ここで一度40枚にすることが多いです。メタトロンやフォーリンショットは2置きでゴーストや結晶に強く出られること、変身や守護除去で強いことを考えていました。

初期案。とりあえずキャントリ札と低コス打点を詰め込んだ形。

④組んだデッキを回して問題点を洗い出し、解決法を考える。

実際に回して思ったのは、「魔刃の吸血鬼の後引きが異常に弱い」「想像以上に復讐に入れない(ヴォルガスに進化が切りにくい)、ひいてはフレイアからヴォルガスを持ってくるのが弱い」「堕天使の除去が難しく、フォーリンショットが打点にならない」「手札をため込めないので、復讐のバリューが少し低め」といったものでした。なので、使いにくい魔刃やヴォルガスの枚数を落とし、フォーリンショットを抜き、除去兼1枚での高打点としてフェンリル、強いテンポ札かつキャントリのキリエを加えてできたのが実際に使用していたものになります。

自分なりの結論

余談ですが、キリエが1枚なのはキリエからキリエを持ってくる動きが弱いためで、バイオレントスクリーム等の1コス自傷札が入っていないのはこのデッキは6キル前提で、7以降戦う(=ガロダートを走らせる)ことを考えずに組んだためです。

OTKエルフについて

正直な話、OTKエルフに関しては半分ネタで、話に挙がったのは意外でしたが、一応説明します。こちらに関してはやることが一つで「6tまでにノワリスとフィリィを揃えつつ、ノワリスフェアリーを6枚用意する」ことだけです。この再現性を上げるのに、これにフィリィが学園タイプなこと、今期追加された女王の厚意で、フィリィ以外の最大コストであるノワリスをサーチできることを加味して、ベースとなるギミックを考えました。

フレイアでフィリィを確定サーチ。その後厚意でノワリスサーチ

後はここに肉付けしていく形でフェアリー生成札、ドローカードを詰め込んでいきます。また、意識した点として、このコンボは最低でもフィリィ+フェアリー6枚の手札が7枚埋まるコンボですので、手札から吐きにくいカードは極力入れないことも意識しました。(その理由でフレイアが1枚減った)。

入れるカードが思ったよりなかった

あと2枚は、このOTKがダブルアームレスキューや神域の狼で防がれてしまうことを考慮して、0コスフェアリーがあればフィリィターンに使用でき、事前にこれらのカードを除去できる野生の目覚めを採用して完成としました。(Twitterに上げたゲイルピアースも一応0コス存在下で2点追加できるカードとして採用していたがその後目覚めに変更)

以上になります。


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