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エンジョイ勢のHOR復讐Vメモ



 

はじめに

 初めまして。碧 (あおい) と申します。今回はレート25期前半戦で使用した復讐Vについて、備忘録も兼ねてまとめていこうと思います。いつも以上に雑&画像ほぼ0です。ご了承ください。

デッキ概要

復讐Vとは

 復讐Vとは、一言で表すと「たまに特大打点を飛ばしてくるアグロデッキ」です。前期までの復讐Vと異なり、能動的に復讐状態になれるカードが少ないため、復讐状態でないときでも打点を出すべくアグロに寄せることになりました。復讐コンボのように組むと、ほかのデッキの劣化、あるいはヴァルツ依存のデッキになるためあまりそちらの形については評価していません。また、決してデッキパワーは高くないので環境を見て、役割対称を絞って使うべきデッキだと考えています。

リスト

私の使用していたリスト
確定枠
自由枠

 こちらが私の使用していたリストになります。この中で2枚目の画像にある37枚は確定枠、残りは自由枠となります。また、自由枠に入る候補としては3枚目の画像にあるものが挙げられます。一応戦績もこの下に貼っておきます

BO1。ネクロに勝ち越してるのはおかしい。
BO3。横は機械orゴースト。

構築の経緯

 採用、不採用カードを説明する際、構築意図を把握していただきたいので、先にこのデッキを使用した理由について説明します。後述しますが、復讐VはマナリアW, 結晶Bに有利がついており、その他のデッキには微不利以下と極端な相性関係を持っています。私はW,Bどちらかが入っていればBO3で有利になれるような持ち方をしたいがためにこのデッキを使用したため、構築もその2デッキに勝てるようなものになっています。

採用カードについて

 誰でもわかるようなものは基本的に触れません。他に気になるものがあれば、聞いていただければ答える or 追記するかもしれません。不採用カードについては触れません。めんどk、、多分読んでたらわかると思うので。

確定枠
・祝祭の響宴
 1コストでバフとドローをこなすアグロ向けのカード。序盤の盤面の取り合いにおいて+1/1というのは見た目以上に大きい。場持ちのいいカードや1コスが多めに入っているこの構築においては腐りにくく、使いやすいので3投。

・魔刃の吸血鬼
 1/1/2かさまし枠。1ターン目に1/1/2を置けるかどうかで進化ターン付近までに削れるライフの量が大きく変わってくるので、できれば2枚以上は採用したい枠。このデッキは復讐状態であるターンが短く、あとから引いてきて弱いカードのため2枚。環境にアグロ系統のデッキが増えるなら序盤の盤面の重要度がさらに上がるので3枚目の採用も検討。

・メタトロン
 このカードの有無で、序盤の盤面を制圧できるかが大きく変わるので3枚採用。マナリアWや結晶B、ゴーストNcは序盤のこのカードの処理がかなり難しく、4~5点持っていくこともザラ。遅いデッキに対して後手4進化、後手5ヴァルツ本体置き等のプレイもあり、デッキのパワーを底上げしてくれるカード。

・フレイア
 サーチというよりかは、手札の減らない2コストフォロワーとしての採用。2ターン目にフォロワーを置けるかどうかで勝率が大きく変わるため、抜くのは非推奨。場持ちもそこそこいいので、響宴の打ち先にもなりやすい。

・憤激の副総長、羅刹の咎人・ガロダート
 いわゆる八獄ギミック。復讐状態に入りにくいこのデッキにおいて、ヴァンピイとセットで引くだけで12点が確約されるのはあまりにも大きい。加えて、ガロム以外でマスカレードゴースト等の守護面を抜けることに価値がある。憤激の副総長自体がかなりのパワーカードで、ガロダート関係なしに面処理、顔詰め、自傷による能動的な復讐状態への移行等様々な役割がある。こいつをヴォルガスで走らせる動きは割とあるので頭の片隅にでも置いておきたい択。

自由枠
・希望の断片・キリエ
 3ターン目最強のテンポカード。他のデッキと異なり、このデッキではキリエに進化を切ることは少ない。基本的には相手のライフを削るのに進化権は投資したい。そのため、キリエからキリエを持ってくるのが最悪、出しても1枚なので1枚採用。

・邪悪への変貌
 主に相手のローザやメタトロンをとるためのカード。ヴァンピイは雑に投げがちなので、コンボが狙える状況は少ない。採用するとして1枚。

・特攻隊長
 後手2最強カード。カシム等に強く、痒い所に手が届くカード。八獄フォロワーじゃなければ2~3枚採用してた。ガロギミックのブレはあまり許容したくない&マナリア結晶に強くないので入れて1枚

・串刺しの罠
 確定除去&顔2点。フォーリンショットではない理由は、このデッキは相手の盤面を無視しつつライフを削っていくため、堕天使が処理できない。打点にならない除去なら変貌でいいためフォーリンショットは不採用。

・フェンリル
 準確定枠。マナリアや結晶を見るなら採用したい枠。これらのデッキは序盤の盤面処理に乏しく、また、ロック気味の択を仕掛けてくることが多い。このような状況で、1枚で高打点を出しつつ、非復讐状態でも面処理+5点疾走と優秀。相手の面に付き合いつつライフを削れるのは、万が一のカウンターリーサルを防ぐ役割もありこの2デッキを相手する上ではかなり重要。アングレやアズライトを割りつつ走ることが多い。欲しい場面が多かったので2枚採用。3はかさばるので入れたくない。

大まかなプレイ方針

~進化ターンまで
 盤面から打点を出していく。手の形と相談して、進化ターン以降に使いにくいカードから盤面に出し、打点にしていく(ヴァンピイを除く。
1枚目は出す優先度上げる)。基本的に相手のフォロワーはほぼ無視してライフを削っていく。

進化ターン以降
 このデッキは基本的に6リーサルを狙うため、6ターンまでに打点が最大になるような手の吐き方をする。進化権は基本的に相手のライフを削るのに使用する。ヴォルガスに進化を切るかどうかは、対面ごとに違うので後述するが、基本的な考え方として相手の逆リーサルが薄い、かつ進化を切ったほうが6ターン目までの打点が伸びるのであれば切ってもよい。ヴァルツも打点が最大になるように切る。よくあるパターンとしては

・先3ヴァルツマロン→先4ガロム
・後3ヴァルツマロン→後4ヴァンピイ
・先4ヴァルツマロン→先5フェンリル (ガロム)
・先5ヴァルツ+α→先6ガロムヴォルガス

とかになるのかなぁ、、、正直パターンよりも、何回も回すかリプレイ見返して、6までの打点が最大になる手順を探して身に付ける方がいいと思う。
例外はコントロール系対面で、狙えるならヴァルツ本体着地→打点効率を意識した手の吐き方をすることもある。今だとウヌエルくらい?

マリガン

 特定の組み合わせを持つ、というよりかはバランスを見て持っていくことが多いので、持つ優先度を示すにとどめる。ここに無いものは基本的持たない。


ハーモニック(先2後1まで)、ヴァンピイ(3まで)、バロン(3まで)、キリエ、メタトロン(1まで)


ヴァルツ(S1枚以上とセット)、響宴(Sの1or2コスとセット)、魔刃(ハーモニックが無ければ単)


副総長(ヴァンピイとセット)、フレイア(SA2枚込みの3枚目)

各マッチアップ

 各マッチアップごとの感想、ポイントを軽くまとめます。正直プレイの幅が狭いデッキなので、大したことは書いてません。

VS ゴーストNc 40:不利

特殊マリガン
 後手ヴァルツ持たない。(打つ暇ない)

プレイ、相性等
 先攻超有利マッチ、Nc側は後手でも捲る余地はあるが、V側の後手はほぼ必敗。マスカレードゴーストがとにかく重く、12~14点まで削りつつ4/4がらみの盤面を作られるとほぼ負け。V側としてはメタトロンを絡めた守護裏展開で削りきる他ない。相手の斬撃等、多くを割り切って何とか勝ちを拾えるか、、、といったマッチ。コツとしては、序盤の小粒は無視して、とにかく顔を殴ること。ルシウスも無視でいい。また、2に出すバロンは基本的にオウルキャットで良い。守護が強いのと、破壊できるフォロワーが多いこと、パンサーレオの2/2/1は簡単に処理されるのが理由。3以降は盤面に応じて。とはいえメタトロン裏や進化する場合を除いてキャットが多い。他には、響宴のつけ先に関して。基本的には殴るフォロワーでいいのだが、体力が3以上になるようにつけるのが望ましい(斬撃ケア)。ヴォルガス進化は基本切れない。どこからでも死ぬ。ぶっちゃけネクロが多い環境で使うデッキではない。

VS 結晶B 55~60:有利

特殊マリガン
 後手ヴォルガスキープ

プレイ、相性等
 復讐Vの役割対象。体力3以上のフォロワーを並べてビートダウン、相手の準備期間中の決着を狙う。正直並べて殴るだけなのであまり語ることは無いが、意識することとしては、できるだけ体力4以上のフォロワーを作ること、進化ターン前進化して強いフォロワーを複数並べることがある。とにかく相手が準備することに対してリスクをつける。ヴォルガス進化に関しては、相手のスカルフェインの有無で変わる。先5までに下がるようであれば切らないのが無難。それ以外は顔進化の次くらいの優先度で切ってよい。

VS 進化Nm 45:微不利

特殊マリガン
 ヴァルツ単、魔刃返す、フレイアの優先度↑、ヴォルガス単

プレイ、相性等
 唯一アグロ型にして、他の復讐Vと比較して対処が厳しくなるマッチ。このマッチのみ立ち回りが大きく変わる。瞬間回復がシン達成まではなく、4-6tで継続的に打点を叩き込めれば勝てる。また、序盤のアグロはメカニカルドッグやカシム、ローザで対処されてしまう。そのためデッキの構造上難しいが、打点をため込んで分割リーサルを狙うこととなる。ヴォルガス進化は積極的に切る。とにかく復讐下で強いカードをかき集めてたたきつける。このデッキも増えるなら復讐Vを握りたくない相手ではある。

VS マナリアW 65~70:有利

特殊マリガン
 特になし

プレイ、相性等
 復讐Vの役割対象その2。こっちの方が結晶よりも楽。マナリアWは序盤体力の高いフォロワーを処理する手段が限られているため、基本的にアグロが通る。このデッキの基本的な動きで勝てるマッチ。先攻は相手の進化ターンに合わせて多面展開。後手はメタトロンを筆頭に、こちらの進化ターンに合わせて進化効果持ちを複数展開して相手のライフを削りに行く。ヴォルガス進化は切ってよいが、顔進化することの方が多い(5ターン目くらいでライフが消えていることが多い)。

おわりに

 正直書くことなさ過ぎてめちゃくちゃ短くなりました。正直使うのはすごく簡単で、ある程度シャドウバースをやっていれば、適切な時ならだれでも勝率を出せると思います。なので、プレイというよりも使うタイミングと構築が大事なデッキだと思います。質問、感想等ありましたら(@bl_ue_mii)までどうぞ。


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