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阪神大賞典現地観戦の感想とディープボンドの今後への思い

はじめに

蒼月です。
先日、3月19日は阪神競馬場で現地観戦していたので、その感想を書きます。
その後にディープボンドの今後についても書きます。

現地観戦そのものの感想

何度見ても興奮する名馬たち

現地観戦はこれで3回目になります。
1回目は去年のエリザベス女王杯現地、2回目は去年の有馬記念同時開催の阪神競馬場です。

仁川駅を出てから競馬場までの道に貼っている名馬の紹介は何度見ても興奮しますね!
「競馬場に来たぞ!」という実感が湧いて非日常を感じられるというか。

前2回は「とにかく現地観戦を楽しみたい」という気分でいっぱいでしたが、今回は「ディープボンドを生で観る」ために現地に行ったので、現地に行くのはゆっくりめでいいかと思いました。

とはいえせっかく現地観戦に行けるというのに、阪神大賞典だけ観て終わりというのも違うと思ったので、12時半頃には現地に行き、数レース観ながら競馬場を満喫しようと考えていました。

阪神競馬場にある噴水

現地3回目にしてようやく阪神競馬場を一通りめぐることができました。
せっかくなので次行ったときは外の売店で売っているカレーパンやクレープなども食べたいです。
ここ来たときはまだ宝塚カレーしか食ってないので^^;

阪神大賞典の感想

時間が流れ阪神大賞典の時間になりました。
かねてから決めていた通り、ディープボンドの応援馬券だけ買いました。

ディープボンドの応援馬券

実は馬体重が+10kgと知った時は「陣営は勝ちに行くと言ってたけど多分叩きなんだろうな」とは思いました。
とはいえ、応援馬券は「勝ってほしい」という応援の気持ちで買うものだと思っているので、馬体重が増えたくらいで買うのをやめるなんてことはしませんでした。

パドックのボンド

さて、パドックに移ります。

思っていた数倍は人が多くてびっくりしましたね…
パドックに馬が出てくる15分くらい前には着きましたが、前から10列くらいまではほとんど隙間なく人で埋まっていました。

遂に生でボンドを観れて嬉しかったですが、また生で観る機会があればもっと近くに寄って撮影させていただきたいですね…

続いて返し馬です。
返し馬では観客のいる方とは反対に行ってしまったので、ボンドの返し馬は観れませんでしたが、掲示板にはしっかり走っているところが映っていて安心しました。

返し馬中のボンド

観客の方にはボルドグフーシュやジャスティンパレスが走っていて、特にボルドグフーシュの返し馬の際には、多くの人が歓声を上げていました。
さすがは菊・有馬2着馬だなあと思いました。

入場してきたボルドグフーシュ

そして、レースが始まりました。
予想通りアフリカンゴールドが逃げてスローの展開になりました。

ボンドは2番手で位置は悪くなかったと思います。
ジャスティンパレスがボンドの内を走り、ボルドグフーシュはいつもと違って後方ではなく中団で競馬を進めました。
これは川田騎手ならではの乗り方だろうと思いました。

やっぱり長距離レースはじっくりと観戦できて面白いなあと思いつつ、それでも楽しい時間はすぐに過ぎ去ってしまうように、そうこうしているうちに第3コーナーになっていました。

ボンドがアフリカンゴールドに詰め寄りはじめ、外からボルドグフーシュが進出してきました。
第4コーナーで和田騎手が鞭を打ってさあ進出だといきたいところでしたが、なかなかアフリカンゴールドとの差が縮まらない。

ボンドが伸びあぐねているうちにすぐ外でボルドグフーシュ、内からはジャスティンパレスが伸びていました。
この3頭に置いて行かれたうえに、さらに外からブレークアップにも交わされ、結局ボンドはアフリカンゴールドに1.1/4馬身も離された5着でした。
おまけに6着のサンレイポケットにもクビ差まで迫られていました。

結果は、ジャスティンパレスが突き抜けて1着、1番人気のボルドグフーシュは1.3/4馬身差の2着。3着にはブレークアップが入り、アフリカンゴールドが4着に粘りました。

僕はゴール板の近くの比較的前の方の位置で観戦していましたが、すぐ前にいたボンドのぬいぐるみを持って応援していたファンの方と少し話して、お互いに少しショックを受けていました。

前の記事で「3強で固い、他は全盛期過ぎてるか力が足りない」と偉そうに書きました(笑)
決してブレークアップやアフリカンゴールドを舐めていたわけではないですが、俺が思っていた以上には強かったです。

この2頭はどちらも「長距離いけるの?」という不安がありました。
ブレークアップは母父クロフネ、アフリカンゴールドも3000mを菊花賞以来走っていないことに加え8歳という高齢。
しかし、ブレークアップはそんなことを感じさせないような上がり2位の34.3で突っ込み、アフリカンゴールドもしぶとく粘りました。

勝ったジャスティンパレスは身体の成長も見て取れ、まだ強くなりそうに思います。
ルメール騎手も見事な騎乗でした。
ボルドグフーシュはまた2着で、またしても重賞は勝てませんでした。
「川田騎手は長距離が苦手」という説を今回も払拭できませんでした。

22世代長距離組のライバル関係

この2頭は去年の神戸新聞杯から菊花賞→有馬記念→阪神大賞典と全く同じローテを歩んでおり、今回で互いに2勝2敗となりました。
ジャスティンパレスはボルドグフーシュに負けることはあるが、勝つときはしっかり勝ちきって今回で重賞2勝目。
ボルドグフーシュは善戦は繰り返しつつも1着になることができず、未だに主な勝鞍は一宮特別。

ボルドグフーシュとその陣営は歯がゆい思いでいっぱいだとは思いますが、この2頭の実力差はまだ大きくないと思います。
俺はこの2頭のライバル関係も大好きなので、いずれ個別に記事を書きたいと思っています。

恐らく2頭とも春天にも出走すると思うので、この2頭に加えアスクビクターモアの22世代の戦いにも注目したいですね!

ボンドの今後

レースの直後は「ボンドは衰えたのか」、「アフリカンゴールドを交わせないのは…」などと思っていましたが、1日たって冷静に考えると瞬発力のないボンドには不向きなスローの上がり勝負だとわかったので、展開が向かなかったということでいったん落ち着きました。

ただ、着順とタイム差だけを見ると不安になることは間違いなく、春天に向けて大きく期待が持てる結果でないことは確かです。
この春天が国内のG1を勝つラストチャンスだと思うので、後悔の残らないような競馬、調教、調整を陣営にはしてほしいです。

とはいえ、出走する以上は春天でも応援しに行きますし、もし回避しても現地観戦は行く予定です。
春天というレース自体が好きですし、改修された京都競馬場も満喫したいので^^

終わりに

次回の記事は日経賞の前日か当日に出したいと思います。
次は「今年の長距離戦線が楽しみすぎる件について~日経賞出走組編~」というタイトルで、日経賞に出走する有力馬について書くつもりです。

しかし、前回の記事みたいに上位人気の馬を重点的に書いて、他の馬をその他でまとめて「もう年だ」とか「距離が長い」とだけ言って終わるのはさすがに良くないと思ったので、もう少し上位人気馬以外ももう少し考えて書きます^^;

アスクビクターモアとタイトルホルダーが抜けて人気するんだろうけど、ボッケリーニやヒートオンビート、ライラックなど侮れない馬もそこそこいますからね…

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