なぜ40歳を過ぎて趣味がメンズ美容なのか
私は堂々とプロフィールに「趣味:メンズ美容」と書いています。
このメンズ美容ですが、世間一般的なイメージとしては
若い人＝メンズ美容
おじさん≠メンズ美容
ではないでしょうか。
私の年齢は2025年1月現在で42歳です。世間一般的にこの年齢は「おっさん」「おじさん」と呼ばれる域です。
なぜこのおじさんという部類に入る私がこの思考になったのかお話したいと思います。
そもそものきっかけ
そもそものきっかけは私の職場での同僚の自己紹介でした。
いきなり話が逸れてしまいますがみなさん自己紹介って得意ですか？
名前
出身
家族構成
趣味
経歴
今後の意気込みなど
こんな感じが定番じゃないでしょうか？
しかし、この同僚は自身の自己紹介の時に、
「ヒゲ脱毛が終わり肌がキレイにツルツルになりました。」 「毎日が楽しくなりこの先の人生が明るくなった気分です。」
と言ったんですね。衝撃でした。はっきり言って他の事は覚えていません。
大勢の初めましての人たちを目の前にし、自分だったら言えないよなー。（過去の話は言わなくて今の自分から覚えてもらえばいい話じゃん。）という気持ちと、「脱毛？なんか面白そうじゃん！」と思ったのが最初のきっかけです。
実は私、彼とは以前の部署でも同じで、私がいる部署に再び彼が異動してきたため、以前の彼を知っていました。
確かに言われてみれば、昔の彼は、ニキビの跡で頬がブツブツしていたイメージがありましたが、数年ぶりに見るその顔はツルツルになっているではありませんか。
昔の話はさておき、私はそのヒゲ脱毛に興味がありすぎて即、彼をマンマーク！
昔の話なんてそっちのけで
いつから脱毛やってたの？
どこでやったの？
いくらかかったの？
痛かった？
なんてありきたりの質問をぶつけまくり。
それもそのはず、私はヒゲが濃いわけではないものの、毎朝のヒゲ剃りの時間が本当に憂鬱で無駄に感じておりどうにかしたいものだとずっとモヤモヤしていたところに彼が現れたというわけです。
入り口はヒゲ脱毛から
メリット・デメリットは
ヒゲ脱毛の話を聞き、もう私の気持ちはほぼほぼ「やる」一択でした。その際にも私が当時率直に感じたメリデメを簡単に整理します。
メリット
肌がきれいになる
ヒゲが剃り代がかからなくなる
シェービングクリーム代がかからなくなる
朝の５分から１０分の時間が浮く
デメリット
ほぼないが、お金の出どころは？
くらいでした。
ヒゲ脱毛にかかる料金
彼にまず脱毛にかかったお金は？と聞くと、１０万円とのことでした。
これは、私が彼の家族構成や性格を十分に把握していたからではありますが、彼は非常に真面目であり、むやみやたらにそこらの広告に釣られてお金を突っ込まない。彼は子供も３人いてお金がかかりはするものの、自分なりにお店やクリニックを調べた上で高い契約をして脱毛を終わらせた。だからこそ彼と同じクリニックにするのが妥当だという考えが私にはありました。
また一からお店やクリニックを探して契約することは時間の無駄だと考え、私の中では彼の経費でもあった１０万円ということがまず答えとして芽生えました。
お金の出どころ
お小遣い制だということまで彼のことを把握していた私は、お金の出どころはどうしたのかと率直に質問をぶつけてみました。
するとコロナ給付金の１０万円をそのまま充てたということでした。
コロナ給付金（特別定額給付金）
日本における新型コロナウイルス感染症（COVID-19）による経済的影響への緊急経済対策の一施策として、2020年（令和2年）の安倍政権下で実施された日本に住民基本台帳がある世帯主に一人10万円の現金を給付する制度、またはその給付金である。
それも一理あるなと思った私はすぐに検討し、結局彼と同じ手で自分のヒゲ脱毛にかかる費用をコロナ給付金から工面することにしました。
クリニックへの申し込みと初施術
すぐにでもヒゲをなくしたい私は彼にクリニックを紹介してもらい即申し込みと初施術の予約へ。コースは全４回コースを申し込みました。
個人差はあるものの、４回では私のヒゲの状態から完全に顔からヒゲをなくすことは不可能だけども、ヒゲ剃りの回数は圧倒的に減るということでしたので、お願いすることにしました。
お伝えし忘れましたがこちらは医療脱毛であり、いわゆる永久脱毛ができる医療機関です。
ヒゲ脱毛の存在を知り、経験者に話を聞き、申し込みからお金の工面、施術までと、全てがスムーズにいきすぎて流れに乗っているとはこういうことだと、色々な経験上、こういう時は流れに身を任せた方がうまくいくということを私なりの経験から判断。
人の話をよく聞くことの大切さはこういうことでもあります。余計な憶測は不要でした。
ドキドキの初施術ではありましたが、痛みは彼に事前に聞いており、
ゴムでパチンと弾いたような感じ
ということで職場の給湯室にあった輪ゴムを彼に手渡し、同じように弾いてもらい事前に経験済み。（どこまで用意周到なんだ。）
施術は全く同じ痛みでしたが、少しでもヒゲをなくしたい、４回しかない効果をもっと高めたい私は、機械のパワーをもっと上げてもらえるかとお願いしました。
しかし毛の質、状態、肌の状態から適切なパワーがあるとのことでしたのでそこは断念。楽しみな初施術を終えました。
ヒゲ脱毛の効果
徹底して支持されるスキンケア
施術が終わり、その日からすぐにヒゲが抜け落ちるわけではありません。
肌（詳しくは毛穴）にレーザーを当て、痛めた部分もあることから乾燥厳禁ということで、徹底した保湿の保持、いわゆるスキンケアが指導されます。
高いお金を払っている上に、少しでも効果を得られるようにしたい私はやるべきことを全て聞き、しっかりとメモをして帰路につきました。
みなさんにお伝えしたいことでもありましたが、ココが私のメンズ美容意識が芽生えたスタート地点です。
この時は３７歳でした。この日から現在の４２歳に至るまで５年間、顔のスキンケアにおいて一度も手を抜いたことはありません。
さらに詳しく言うと、化粧水と保湿クリームを一度も切らせたことがありません。今思えばそれくらいヒゲがいらなかった、肌がキレイになりたかったんだと思います。
今でもその思いは全く途絶えていません。
改めて医療機関が素晴らしいなと思ったのは、高価なケアセットなどを一切宣伝したりクリニックのように自社製品を押し付けないところ。
そういった部分もあるのかなと思っていたら全くそんな話もなくてびっくりしました。
自分で何か化粧水や保湿クリームなどを購入してスキンケアしてくださいね。ということでしたので、大容量もあり、コンビニでも買えて無駄な香りも一切ないこちらの無印良品を試しに購入し、以降５年間継続して使用しています。
もっといいものがあるのかもしれませんが、私にとっては十分です。
毛が抜け落ちる感覚
毛周期といって、毛が生え変わるタイミングで肌の奥から毛が押し出さるように毛が抜け落ちる。これが自分のヒゲに今までありがとう！という瞬間になります。
その初の瞬間は施術をして忘れたタイミングでやってきました。
お風呂でいつもどおりに洗顔フォームを使って洗顔をしていた際に、何気なく手のひらを見た時に、ポロポロっと抜け落ちたヒゲがついているではありませんか。
事前には聞いていたものの嬉しくてたまりませんでした。しかし調子に乗っってゴシゴシと更にやろうとするのが以前の自分ですが、そこは肌のためにグッとこらえました。
しかしもうこの感覚を知ったら病み付きになるなあというのが正直な気持ち。
私の中では完全に次の施術が楽しみになりました。
全４回コースを終えて
この４回コースというのを聞いて、中途半端だと思った方は多いと思います。
５回とか１０回とかキリのいい回数じゃないのか？
そうですよね。実のところ、この医院では私が申し込んだ際に、翌年度で脱毛の施術から撤退するということが決まっており、それでもギリギリまで希望する方に対して通常よりも低価格で施術をしてくれるという対応でした。
新規で受付はやっておらず、私みたいに紹介ということでしたらということで親切に対応していただきました。
本来は男性器専門の大手医療機関でもあり今後はそちらがメインになるということと、脱毛の施術に使用していた機械のレンタルが終了するということが主な理由でした。
ですので私はこちらでの全４回コースを終えると同時に更なるツルスベを目指し、他の医療機関へ移行することも視野に入れ、同じ機械でそのまま施術を受けられる機関を探していました。
この４回コースでも完璧を目指したら２割から２・５割のヒゲがなくなることが目安として分かりました。
私としては上出来です。他の機関へシフトしても今後の計画が立てられます。そういった意味でも非常に貴重な全４回でした。
スキンケアを大切にするようになって
これからのnoteでまた書いていこうと思いますが、この後、私の美容意識は更に高まり、別の部位もやっていくことになります。また記事にしていきますので見ていただける方がいましたらそこは楽しみにしていただければと思います。
スキンケアの徹底を指導されて以降、それが習慣化し、今ではもっとできることはないのかと、毎日意識しています。これが「趣味：メンズ美容」の答えです。
だだ言えることは、『老化は止められない、でも限りなく遅らせることはできる』ということです。これは身に染みて体験しました。
将来、美意識高いおじいちゃんがいてもいいんではないでしょうか。自分がそんなおじいちゃんになるような気がしてなりません。
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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