#16 色々あって疲れた自分の心の声を聞いてみた
カラ元気って後からくる。
正直に申し上げますと、私は2月、カラ元気で生きておりました。
現実とか、自分の正直な気持ちに向き合うと、たまらなく辛いことをわかっていたから。だから、楽しいことをたくさん詰め込んだり、頑張ってハードスケジュールにしたり、強がってもう落ち込んでないかのように明るく話したり。でも、それは近いうちに自分に跳ね返ってくる。3月の前半は、そんな感じだ。
この世で一番辛いこと。
昨日、仕事おわりの電車に乗った途端、大粒の涙が流れた。
最初は、自分でも何に泣いてるのかわからなかった。
よくわからないけど、涙が止まらなくて止まらなくて。
どうしようもなくなって、友達に電話した。
こんな時に頼れる友達がたくさん居て、私は幸せものだとも改めて感じた。
その友達との会話や泣いてる自分と向き合ってみて思ったこと、
それは、「当たり前」が失われることが、この世で一番辛いことだということ。昨日まで当たり前にそこにあったのに、今日突然それがなかったら。
すぐにはよく理解できないけど、少しずつ自分の心に穴が開いていく。
でも、今回の一件で、色んなことに気づくこともできた。
まず、私はすごく恵まれているということ。
逆に、私は今まであんまり「当たり前のものがなくなる」事態に陥ったことがなかったんだなということに気づいた。これを、戦争とか震災とか、本当に大変なことが起こる前に、「当たり前」の尊さに気づくことができた自分はすごく平和で恵まれた人生を歩んでたんだ。
そしてもう一つ気づいたのは、自分ってすご〜く成長したなってこと。
成長と言っても色々あるけど、「素直に生きる」「自分を出す」ってことに対してすごく進歩したなと思う。前は、素直になれなすぎて、一匹狼になったり、好きな歌が何とか言えなかかったり、いつも家で見てるテレビ番組言えなかったり、辛いことがあっても両親にも何も言えなかったり、恋愛ができなかったり、大好きなテニスを辞めたり、仕事用の自分を作って無理して頑張ったり。そんなところから、人の前とか友達の前で涙を流せるまでになって、寂しい時に友達に「話聞いて欲しいからご飯行たい」って言えるまでになった。まだまだ、素直になり始めたばかり。まだまだ成長できるから、本当にこれから楽しみでしかない。
これから私が大切にしていきたいこと。
「当たり前にあることを大切にする」って、簡単にまとめられるけど、
じゃあ何をどうするって思ったらすごく難しい。
だから、この機会に言語化しておこう。
・大きな病気をせず健康に生きていること
・朝太陽の光で目覚められること
・毎日美味しいご飯を食べられること
・毎日自分のためにご飯を作れる時間と余裕があること
・仕事があること
・笑顔で「ありがとう」の言葉をくれるお客さんと出会えること
・自由に発信ができること
・連絡したら返事をくれる友達がいること
・好きな服がたくさんあること
・自分の人生をより良くするヒントをくれる先生が数人いること
・カフェで心静かな時間を過ごせること
・いつでも帰れる実家があって、両親が元気でいてくれること
・電車に乗れば新しい景色にすぐに出会える場所に住んでいること
・好きなこと・ものがどんどん増えていくこと
・懐かしいと思える風景がたくさんあること
・会いたい、話したいと思う人がたくさんいること
・やってみたいこと、行ってみたい場所がたくさんあること
他にもたくさん大切にすべき「当たり前」ってたくさんあると思う。
まずは、これに気付けたことに感謝だ。
心の傷が癒えたわけではないけど、
今の自分の感情や頼れる人・ものを大切に抱きしめて、
毎日ぼちぼち進んで行こう。