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2019/09/23 (回想録 Vol.15: 台湾[6])

故宮博物院、頭のおかしい彫刻と名品たち。

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玉でできた白菜とお肉は有名だが、それは色がいい感じだから有名になっているだけで、すごいのは二つだけじゃない。ゴーヤを始め、リアリティを追求した彫刻たちがたくさん。

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玉だけではない。これは香木に山水画の如き人々を彫りこんだもの。議論をしている人たちがいたり、書きものをしている人がいたりする。

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一見、見た目が派手な壺や器だが……。これは内部が何層にも彫られていて、自由に回転するようにできている。手前の青いのも、奥の黄色いのも、全部だ。

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これもまた驚くべきもので、中央の球は同心円状に何十層にも自由に回転して動くように彫刻され、現代の技術でも不可能なレベルの一品。

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個人的にツボだったのは、この皇帝たちが臣下からの上奏などを見たとき、朱で「知道了(了解した)」と記すもの。どれも同じフレーズなだけに皇帝ごとの特徴も見えるのが面白い。

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因みに帰りは適当なバスに乗ったところ、すぐに逆の駅に行ってしまうことに気づいたが、これも旅のうちと思って別ルートで帰った。

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台湾の信号機は青の時棒人間がチョロチョロ歩いてすごくかわいい。残り時間が少なくなると棒人間も走り出す。



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