【にじさんじ甲子園2023】戦力分析:王立ヘルエスタ高校

打撃力:A
走力:B
守備力:C
投手力:C
意外性(※):C

(※特定条件下で強力な効果を発揮する青特査定)
↑逆境や意外性などの査定ポイントが高い。


前回大会の優勝校が深紅の旗を引っさげて、にじ甲の舞台に帰って来た。
今年も輝く「王道」の二文字とヘルエスタのGを背負って熱い闘いを挑んでいく。
昨年のチーム方針とはまた打って変わり、今年は高い打撃力が魅力のチームへと仕上がっている。
大会No1の重量打線が超級ピッチャー達を相手にどう立ち向かっていくのか注目していきたい。
前人未踏の二連覇目がけ「王道は往く」。



・投手陣

絶対的エースのアンジュと女房役まちゅかいのバッテリーの完成度は高い水準を誇る。
控えピッチャーの戦力は他と比べると心許ないので、このアンマオバッテリーが序盤から巧く試合をコントロール出来るかどうかが勝敗の鍵となってくる。

また、際だった能力を持った控えピッチャーこそいないものの、投手6人全員の平均的な能力では他校をリードしているので、これらの投手陣は、激しく点を奪い合う乱打戦でこそ真価を発揮出来そうだ。

『対強打者○』の能力を保持しているマナは、実質見た目よりもワンランク上の性能をしていると見ていいだろう。
コントロールが低い割に扱いづらい変化球を持っている選手が多いので、四球が多発されてしまう展開が少々恐いところだ。


・野手陣

他のステータスをある程度切り捨てて打撃力に振り込んだ分、他校と比較して打撃ステータスが少しだけ飛び抜けている。
チームテーマの「王道」とは打って変わり、それはまさに「激打」と呼ぶに相応しい破壊力を秘めている。
(方向性的には2021加賀美実業に酷似している)

大会No1スラッガー候補のフレンを筆頭に、上位打線から下位打線まで高い打撃ステータスと優秀な打撃青特を持ち合わせており、スモールベースボールが流行した今年の出場校の中では珍しく、長打で敵を打ち崩していくチームとなりそうだ。

今年は前年よりも全校の投手レベルが高いため、昨年よりも高い打撃能力が求められる可能性がある。
また、外野守備の水準も昨年よりもワンランク上がっているので、その頭上や隙間を飛び越えるためのパワーの値が重要となってくる可能性もある。
他校で流行していた低パワー育成とは逆行し、パワーもしっかりと重視した育成を施したことで、これらのアドバンテージを活かした試合展開へ運び出すことが、前人未踏の二連覇への大きな鍵となりそうだ。

守備力に関しては、最低限締めるべきところは締め、優先度の低いところは切り捨てて打撃を重視するという、前回大会からの育成方針を踏襲。
この計画的に全体のバランスを整えていく育成手腕は監督陣の中でも飛び抜けていると言ってもいいだろう。限られたステータスポイントの割り振り方が非常に優れている。
とはいえ、守備範囲がそこそこ高い上に『レーザービーム』持ち2人を携えた外野陣の堅さは全参加チームの中でもトップクラスかもしれない。


・総括

大会最強エースの躍動に大きく支えられていた前年チームとは異なり、ある程度の失点を考慮しながら戦わなければならないチーム状況なため、前回大会以上の苦戦は必至となってくるだろう。
強力な打者陣と豊富な投手陣、これらの強みを巧く活かして激戦を切り抜けていけるかどうかが、この夏を勝ち抜く重要なポイントとなってくるだろう。

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