【にじさんじ甲子園2023】戦力分析：帝国立コーヴァス高校

打撃力：C
走力：A
守備力：B
投手力：A
意外性(※)：C

(※特定条件下で強力な効果を発揮する青特査定)
↑逆境や意外性などの査定ポイントが高い。

砂の国のミリオンゴッドが、昨年に引き続き夏の祭典に登場。
今年はホームグラウンドを南国の地に移し、悲願の優勝へ向けて歩みを進める。
栄冠育成ではそれなりの苦戦を強いられたものの、十分に優勝を狙える強力なチームへと仕上がった。。
圧倒的エースによる投球、走力を重視した育成、そんな昨年と同様の方針そのままに、昨年以上のクオリティを実現。
今年こそは最強の帝国野球見せ付けることが出来るのか。

・投手力

先発投手を務めるのは、今大会最強ピッチャー候補の一人、1年時からマウンドに立ちチームを支え続けてきた天才エースのローレン。
MAX158km/hの剛速球もさることながら、複数の変化球を巧みに扱う技巧派ピッチャーだ。
どちらかと言えば打たせて取る派の性能をしているため、堅固な内野守備との噛み合いが良い。

リリーフピッチャーは枚数の不安はあるものの、示し合わせたかのように変化球を磨き上げた技巧派が立ち並び、その性能も申し分はない。
ただ、エースを始めサウスポーが多すぎるという点はひとつ弱点と言えるかもしれない。

女房役を務めるのは秀才キャッチャー龍月。
『キャッチャーA』能力によって底上げされたこれらの投手陣は、文句なしに今大会最強クラスだろう。

・野手陣

ライバル校たちと比べると、打撃面、特にパワーの値が全体的に低いため、内野の頭をなかなか越えられないといった状況は危惧しなければならない。
が、そのことを織り込み済みな上で戦略を立ててくると思われるので、それほど不安に思うこともないか。

反面、打撃系の青特はかなり豊富。
その点を鑑みれば、能力が上手く噛み合えば十分に長打を狙える打線とも言える。

ほぼ確実に足の速さを有効活用した戦い方をしてくると思われ、盗塁やバントを用いて積極的に次の塁を狙い、着実に1点1点を積み重ねていく戦略が基礎となってくるはずだ。

守備に関しては内野から外野までしっかり固められているが、三塁手だけは打撃を取るか守備を取るかの選択の余地がある。
この辺りに関しては対戦相手に合わせてオーダー編成を変えてくるだろう。

・総括

高い投手力に、それを下支えする高い守備力。
防御面においてのこのバランスの良さこそコーヴァスの最大の魅力と言えよう。
ともすれば、ローレンの最優秀防御率獲得も全然有り得る話で、そうなった時にこそコーヴァスがにじ甲の頂きに立っていることだろう。
全体的なステータス面で他の優勝候補たちにはひけをとるかもしれないが、数値上に現れない絶妙なバランスの良さがこの高校にはあるので、個人的には優勝候補の一角を担ってもいいと思っているほどに屈強なチームだ。