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【FLEXtile #1】厳しさと優しさから生まれる壮大な世界観~アンプティサッカー~

【FLEXtile】は、フレックスのメンバーが仕事を超えて没頭する姿をご紹介していくコーナーです!
今回は、FISに新風を巻き起こすために生まれた社内委員会、巻き起こせ!FINNOVATION委員会の委員長:村澤君よりアンプティサッカー体験記をお届けいただきます!
※村澤君の魅力はこちらの記事で堪能ください!

アンプティサッカーとの出逢い。

片足から繰り広げられるサッカーを皆さんはご存じですか?
アンプティサッカー(amputee soccer)
と呼ばれるこの競技は、病気や事故により上肢又は下肢の切断障害のある人々により行われるサッカーです。
日本では2010年から普及活動が開始され、現在は100名の選手が活動しています。
アンプティと出逢いまだ1年足らずの私ですが、単なるファンでは済まされないほど、完全にADDICTEDしています。
愛しさとせつなさと心強さと。
まさしくこれです。熱く、激しく、華麗な戦いを繰り広げる選手から目が離せません。
この競技を通し、たくさんの方とたくさんの感情を共有したい!
そんな思いでいっぱいです。

常勝チーム:FC ALVORADAに魅せられて

アンプティサッカーは、王者FC ALVORADAさんとのご縁を運んできてくれました。
・インクルーシブ
・スポーツのパワー
・仲間力 etc..

ALVORADAの選手とお話をさせていただいたり、大会観戦をさせていただく中で、たくさんのことを学ばせていただきました。

ALVORADAさんの魅力はここで伝えきることは難しいですが、一言で言うならば、「羽ばたいてる」
このチームから日本代表が数多く選出されていることも納得せざるを得ない強さを誇っています。さらにその強さに紐づく圧巻のチーム力も携えています。
どのくらい凄いかは、試合を観戦いただき肌で感じていただきたいです!

このように、沼にどっぷり浸かる私は、今回の練習に並々ならぬ覚悟を引っ提げて参加しました。
拡大を続けるFISが、より多くの方を支えられる存在になっていくためにも、揺るがない強さをALVORADAさんから学ばせてもらいたい!
俄然やる気で朝9時。フィールド入りしました。

やる気だけをぶら下げていざ出陣!

すでに気温は34度を超える炎天下の中、サッカーだけは負ける気がしない新卒メンバー3名で練習に参加させていただきました!
毎回快く受け入れてくれるALVORADAさんには感謝しかありません。

まずは、クラッチを使って片足で動くところからスタート!
ですが・・もはや・・
慣れないクラッチに腕はボロボロ。。片足動きに体中が悲鳴を。。。
プレーまでたどり着くか??
あのイキッていた我々はどこへ・・ウォーミングアップですでに撃沈寸前。

頭で鳴り響く”あっちょんぶりけ”

正直なところ。
『余裕でプレーしちゃうだろうなー』
とかなりイージーに考えていました。
それが。
”あっちょんぶりけ・・・”
これってこういう時に使う言葉なんですね。
想像を超えて動けない状況に、しばらく頭が整理できませんでした。
そんな私たちをよそに、ALVORADAさんのプレーはどんどんシャープに!
50歳を超える方もいらっしゃいますが、年齢は幻だと確信させられるプレーの数々に感動させられました。

なによりも驚いたことは、
皆さんが心から大真面目にプレーを楽しんでいることです。

年齢もバックグラウンドも価値観も何もかもが違う人たちが集い、
同じ目標に全力で向き合う。
仲間を全力で信じる。

私たちには想像もつかない失望や不安を乗り越えてこられたと思いますが、目の前の皆さんから感じられるものは眩しいくらいの輝き。

できない。という概念がこの世に存在していることを忘れるくらい

可能性は無限だということを背中で教えてもらいました。

スポーツの力の偉大さ。


約3時間の練習を無事終えたときには、経験したことのない達成感と爽快感でいっぱいでした。
そして私たちが自然と口に出していた言葉が、
『次の練習いつですか??』

本当に想像を絶するキツイ練習でしたが、そんなこと以上に得られるものが多すぎました。
ここまでスポーツの力を実感したことはないかもしれません。

ハンディキャップがあろうがなかろうが、違いはどこにでもある。
だからこそみんな良い。

まだまだひよっこのアンプティファンですが、より多くの方に競技を知ってもらえたら嬉しいなと思います。

今度は私も試合に参加させていただけるよう、引き続き練習にお邪魔させていただこうと覚悟を決めました!

FC ALVORADAの皆さん!
私たちを暖かく受け入れてくださりありがとうございました!