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Subaru アウトバックBS9 日記 No.1 人が選んだものを選べば楽だよね。


令和5年2023年4月30日。

つい先日、スバルレガシイアウトバック BR9をディーラーに引き渡し、中古でBS9 D型(現行型の一つ前のモデル)を手に入れた。

Subaruは新モデルや、ビッグチェンジがあった1年目のモデルはA型、2年目はB型、3年目はC型とおおよそ1年ごとに細かく改良を重ねていくらしい。僕が手に入れたアウトバックはBS9の4年目の改良モデルだから「アウトバックBS9D型」となる。

僕にとって車は新車かどうかはどうでもいいのだ。
程度がよく、気持ちよく僕と家族を運んでくれれば。それだけだ。

最初の車はホンダシビック。これは新車。
あとは、VOLVO V70 が中古。これは千葉から運んでもらった。
3台目がSubaru アウトバック BR9。これも中古。大阪から運んでもらった。
そして4台目もSubaruアウトバック BS9。これも中古。

自分は中古車人生だ。

1つには新車は面倒だ。

色々オプションを考えねばならない。選ぶのはまあ良い。でも、金額が少しずつ積み上がっていくのを見るのは心臓にどうもよくない。

車体の色にホワイトパールを選んで3万円アップ、ナビを選んで十数万円アップ、色々なオプションを選ぶたび小心者の僕はドキドキしてしまう。

ああ、ここでオイル交換などのディーラーによる「メンテナンスパック」を選んで5万円アップ、オーディオをよくして10万円アップ。サイドモールをつけて3万円アップ。ドアプロテクターをつけて7000円アップ。確かに自分だけの一台が出来上がっていく。

でも自分は金額がこうやって積み上がっていくのがとても嫌いなのだ。これは僕が小心者だからに他ならない。こんなに車に使っていいんだろうか。そういう罪悪感もある。それに人が選んだものを選べばそういう小心さとも向き合わずに済むという計算もある。そして人が選びに選んだものを最後に「つまむ」のだから格段に楽。ディーラー間を走り回り何度も交渉せずともすむ。中古車は小心者で面倒くさがりにはとても良いチョイスなのだ。

中古車を選ぶ2つ目の理由は、前のオーナーのことが「ほんのりわかるから」だ。前に乗っていたアウトバックは音楽用のハードディスクが付いており、その中には前オーナーが残した音楽は消えずに残っていた。テイラースウィフトから、ユーミン、沖縄音楽、ジャズ、とめちゃくちゃ幅が広かった。中でも オレンジレンジ、ビギンなど沖縄のラインアップは充実。だいぶ楽しませてもらった。その数CDにして100枚以上だ。

前オーナー像を想像するに、おそらく30代から40代以上の人。50代でテイラースウィフトは聞く人はあまりいないだろう(偏見)。そこそこお金がある、沖縄にしょうっちゅう行っている大阪のジャズ好きな40台のダンディなおっちゃんとみた。Mcintoshのスピーカーからいい音が流れてくる。Mac使いの僕にはこれも好きなポイントだった。

一つ残念だったのは、音楽を持っていけないことだった。車を替えるにあたっては、当然だが、前の車のハードディスクに入った音楽を取り出すことはできなかった。当たり前だ。それができるのならいくらでもコピーができるからだ。僕は新しいアウトバックを買うにあたって、CD100枚以上の音楽の資産を失った。音楽好きの僕にはこれはとても痛かった。まあ、これからは新しい音楽のリストをSDカードに作っていくことにする。

藤井風さんやVaundyさんの曲も悪くない。これからどんどん音楽は増やしていく。でも最初に入れるのは、サンボマスター 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ かな。

とりあえず、これからアウトバック BS9とつきあっていく。よろしく相棒。
まずはNo.1から。



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