帯鋸屋が教える機械調整法~刃先の出編~
いつもお世話になっております。
(有)岩崎目立加工所従業員のTです。よろしくお願いいたします。
今回は9月18日に公開した動画の内容を解説します
帯鋸、バンドソーの出のお話
https://youtu.be/rG5iU2VsA3w
(有)岩崎目立加工所HP
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さて、解説しますがここでは動画の内容を文章にしただけです
今回は機械調整に関わる鋸の出のお話
調整は以前の動画
この中で調整方法を述べていますが
今回は鋸の出の数値の根拠
帯鋸、バンドソーのお話をしています!
鋸の出を説明するうえで知っておかなくちゃいけないのは
『緊張帯』
緊張帯の詳しい説明は動画内で見てほしいですが
緊張帯とプーリーが接触して回転している状態が
【最も安定する】
ではこの部分を外れ回転している場合
挽き曲がりの発生が極めて高くなる!
では鋸の出を極端に出さなかった場合は?
http://metate.co.jp/?m=wp&WID=1519
岩崎のHP内に書いてあるのですが
『ワレ』誘発の可能性が有ります
また、切削中に帯鋸、バンドソーは前後にブレます
±3㎜程度動きますので極端に出さない場合
プーリーに歯先が乗り歯がボロボロになります
ですので調整は大変です!
岩崎のバンドソーは鋸幅によって【緊張帯】が決められており
鋸幅が3インチ以下の場合
『歯底から10㎜の範囲』
鋸幅が3インチ以上の場合
『歯底から15㎜の範囲』
このように決めて作成しています
上記の文章に加え、鋸のブレの動きを加味した場合
鋸の出の数値は
鋸幅が3インチ以下の場合
『歯底から7㎜程度の位置』
鋸幅が3インチ以上の場合
『歯底から12㎜程度の位置』
このように調整すればいいかもしれません
(今回の数値は目安です。機械の状態によって調整をしてください。また、鋸のブレが極めて大きい場合、機械調整が必要な場合があります。その場合はメーカーお問い合わせや会社までお問い合わせください)
他社製の帯鋸やバンドソーの事はハッキリ申しましてわかりません
詳しくは動画内でよろしくお願いします!
それではまた次回の更新をお待ちください!
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