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PMOって何してくれるの?(前編)

私はPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)という仕事をしているのですが、悲しいかな、まだまだ知名度が低いです。
ま、私もこの仕事につくまで知らなかったですけど・・・

大手企業でシステム関連の仕事をしている人は結構知ってたりするのですが、その人がどういうPMOと一緒に働いたことがあるかで「PMOってこういうもの」というのが決まってしまうのも事実です。
(何でも屋、管理屋、事務屋、よく働く人たち、何もしてくれない人たち、などなど・・・笑 過去一緒に働いた人たちがポジティブにとらえてくれてるといいなw)

検索するといろいろ出てくるのですが、
今回は、自分のアウトプットの練習として、一般的な「PMOとはなんぞや?」に対して、私なりの解釈を添えてみようと思います。

ベースにしたのは、たまたま見つけたITトレンドの記事です。

では、ここから解説始まります!
いろいろ書いてますが、くれぐれも元の記事の批判ではありません。
PMOのすべてを書くなんて無理だというのは私も重々承知してますから。(誰だよ



PMOとは

プロジェクトマネジメントを支援する部門や組織のこと

PMOは「Project Management Office(プロジェクトマネジメントオフィス)」の略です。プロジェクトマネジメントを支援する部門や組織のことです。

多くの場合、プロジェクトを管理するのはPM(プロジェクトマネージャー)です。しかし、プロジェクトの規模が大きいほどPM1人ではすべてを管理しきれません。そこで、PMOがPMの活動を支援します。

小規模のプロジェクトであればPMOは必要ありません。(以下省略)

ITトレンド PMOとは?PMとの違いや役割、メリット・デメリットを解説


はいっ!先生っ!(毎回これやるのか?

早速ですが、PMOが支援するのは必ずしもPMとは限りません
PMより下のチームリーダー層のときもあれば、経営層の場合もあります。
要は、マネジメントの支援を必要としている人は誰でもサポートします

また、小規模プロジェクト=PMO不要というわけではありません。
PMのスキルや経験、プロジェクト特性(例:短納期である、品質要求が厳しい)によっては、PMOがいた方が安心な場合もあります。


PMとの違い

PMは、プロジェクトの総責任者で、重要事項の意思決定をし、全体をマネジメントする立場です。具体的には、プロジェクトメンバーの選定から案件受注、品質管理、進捗管理、コスト管理など幅広い業務を遂行、意思決定をします。プロジェクト全体を見通した上で、的確な判断が重要となるでしょう。

一方、PMOはPMが正しく意思決定するためのサポート、スムーズに進行するために推進や管理など多岐にわたる業務を担当します。対応する範囲を個々のプロジェクトに絞ることもあり、PMでは目が行き届かないところまで把握・管理をするため、さまざまなスキルが必要でしょう。

ITトレンド PMOとは?PMとの違いや役割、メリット・デメリットを解説


「PMOはPMが意思決定するためのサポートをします」という表現は、端的なので私もよく使うのですが、わりと漠然としてますよね。。
もう少し私のイメージに寄せると、
「マネジメントとしてあるべき姿をPMと一緒に模索します」というかんじです。

PMも人間なので、完璧な意思決定はできなくて、「ユーザに怒られるかもしれない」とか「メンバーの負担を増やしてしまうかもしれない」とかいろいろモヤりながら意思決定をしていきます。
そういったモヤモヤを理解しつつ、じゃあプロジェクトを前に進めるためにこれだけはやろう、とか、ここは捨てようとかを決めるのをお手伝いするのがPMOです。
PMOも別に正解を知ってるわけじゃないので、PMの味方になって一緒に試行錯誤しますよ、ということです。


PMOのプロジェクトへの関わり方

PMOは、プロジェクトによりポジションが異なり決まった形はありません。プロジェクトにひとり配属されることもあれば、複数のPMOが配属されることもあります。

プロジェクトにひとりのPMOが配属される場合は、PMが正しく意思決定できるようにサポートを行うことが一般的でしょう。プロジェクト全体がスムーズに進行できるよう推進や管理を行います。

またPMの補佐役だけではなく、事業部長やチームリーダーのサポートをするために複数人のPMOが配属される場合もあります。プロジェクト全体がスムーズに進行できるように、PMO同士で連携をとることが大切でしょう。

ITトレンド PMOとは?PMとの違いや役割、メリット・デメリットを解説


うん、これはおっしゃるとおりなので、ノーコメント。
ちなみに、私は複数人で支援に入ったことはあまりありません。
私(現場リーダー)と配下メンバー(若者)という2名体制のフォーメーションが多かったです。
大規模プロジェクトでPMOだけで10人も20人もいます!みたいな現場ってどんな雰囲気なんだろう~
書いてあるとおり、PMO同士の連携って意外と難しそうです。



・・・っと今日はここまでにしておきます。
思ったよりアウトプットしごたえがありましたw
自分で言うのもなんですが、就活生にも参考になりそうです。

後編は「PMOにおける3つの役割」からはじまります!
ではまた来週!

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