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私のことを少し

こんにちは、はじめまして。上條ロミです。
まずは、このページを開いてくれてどうもありがとうございます。

初めて自分の作品を載せる空間を作ったので、まずはご挨拶から入ろうかなと。

私は日本の大学に通う、ごく普通の学生です。イギリス人の父と日本人の母の間に生まれ、イギリスで幼少期を過ごしました。

大学では国際学を勉強しています。国際学と言ってもいろいろありますが、私は主に外交問題や、人権、戦争の問題について研究しています。多民族・多宗教・多人種の、とにかく多様性に溢れかえった世の中ですが、第二次世界大戦後、世界中で「多様性を認めて共存しよう」という姿勢が強くなってきました。ラブアンドピースに、本当の自分に胸を張って生きることができたら、それは本当に素敵なこと。でも、私はどうしても「そんなの無理だ!」って思ってしまうんです。いくらなんでも理想論が過ぎる。現にBlack Lives Matterの問題や、コロナ禍の中のアジアンヘイトなど、どうしても世界中で異なった民族や人種同士が衝突している。戦争や紛争も絶えない。きっと、不平等なこの世界だから、自分の意見を主張するために、争いという手段が使われてしまうのかなと私は考えています。悲しい現実です。「言語」という素晴らしい進化による贈り物があるのに、「暴力」を率先して使ってしまうのは、酷く醜く、勿体ないことだなと、いつも思ってしまいます。

さて、今年の春に4年生にあがることになり、そろそろ卒論に取り掛かる頃です。いよいよ遊ぶ時間も無くなってきました。(苦笑)上記で挙げたことも含め、大学では真面目に「これからの外交はどうあるべきなのか」ということを考えていますが、それ以外のときは、ぼうっと自分のハーフとしての経験をもとに物思いに耽ったり、好きなものや嫌いなものについて自分の価値観を見つめたり、好きな人や友人について考えたりしています。特に20歳を超えてからは「自分のこと」を考えることが多くなりました。これはきっと、大人になることへの期待と恐怖から来ていることなのかなと考えています。将来の夢に向かって、重要なステップは順調に踏んでいるつもりだけど、途中で崩れたらどうしようと、いつもピリピリしています。いつも、何かにすがっていたい気持ちになる。心なしか、私は笑うことが少なくなってしまった気もします。笑っても頬が疲れるから、きっと無理してる。そして、決まってそのときは「ああきっと今すごい不細工な笑顔になってる…」と心の中で失笑してしまうのです。その考えから逃げるために、私は自分を落ち着いて見つめ直そうと、とにかく「考える」ということに無意識に一生懸命になりました。私はどんな大人になるべきか、何を期待されているか、このままで幸せになれるのか…ぐるぐると永遠に、必死に自分を追いかけています。

そうだ、折角だからどこかに書いてしまおう。先日そう思い立って、noteを作ることにしました。もうすでにNewFaceofJapan(というアカウントがあります、よかったら見ていって下さいね)で執筆もしているし、自分の個人的なスペースも作ってしまおう。そんな経緯でできた、ちょっとした空間です。

大した文才もなければ、ためになることを書けるわけでもありませんが、ここには21歳の私の葛藤や本音を、つらつらゆるっと、ちょっとブルーな雰囲気の中で書いていこうと思います。


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