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自販機で売ってる紙パックのいちご牛乳が好き

大人になると物の価値とか値段の相場がわかるようになる。一番実感するのがお祭りの屋台。昔はお小遣いの許す限り食べ物からくじ引きまで買いまくっていたけど、今じゃ「高いなあ〜」と思うばかりだ。そういうとき、大人ってつまんないなと少し寂しくなったりもする。


私は自販機のいちご牛乳が好きだ。子供のころ、お出かけすると駐車場の出入り口にある自販機で帰りによく買ってもらっていた。あまり甘すぎるものを選ばなくなった今でも、いちご牛乳はたまに飲みたくなる。
なんて言ってもあのサイズ感と紙パックの牛乳ということ、さらにいちごなのでピンクな見た目もかわいいので最強だと思う。バナナ牛乳も美味しいけど、なぜか私はいちご牛乳に惹かれてやまない。


この間、久しぶりに自販機でいちご牛乳を買った。イオンに出かけていて、お昼を食べようと思ったけどお盆だからどこも混んでいて断念。特設コーナーで売っていたパンを購入して、さて飲み物はどうしよう。イオンだから食料品売り場に行けば安く買える。でもふと頭に過ぎったいちご牛乳には逆らえなかった。

久しぶりに買ういちご牛乳はやっぱりワクワクする。子供のころに戻ったような感覚。飲むと甘ったるいなとは思うけど、自販機で買うという一連の流れからして特別なんだ。200㎖で120円とか、普段は高くて買わないけど、たまにはいいよね。


子供のころの思い出は、いつの間にかちょっとした贅沢に変わってしまった。でも思い出込みで飲むいちご牛乳にちょっと嬉しくなったお盆の昼過ぎでした。


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