1歳になりました!
どうも、かわむらです。
1歳になりました。
何をいっとんねん!
なんてこの記事を読んでくださってる全国1億2500万人のかわむらファン()のみなさんがつっこんでくれてる様子が目に浮かびます。
本当は30歳ですから、サバ読んで1歳です!だなんて言ってたら頭おかしいやつですからね。
では1歳ってなんぞや?というと。
かわむらがnoteに初めて記事を投稿したのがちょうど1年前の今日です。
つまり、かわむらnote誕生1周年ということです!
おめでとう!!!おれ!!!
あらためまして、1歳になりました!!!
ちなみに余談ですが、あのNumber_iは10月15日で結成して1年になったらしいので、実質かわむらとNumber_iは同期です。
かっこいいのはNumber_iで、かわいいのはかわむらということで競合は避けてます。はい。
1年前の今日、noteの世界に彗星の如く現れた、ゲイnote界イチかわいいと噂のかわむらですが、読者の皆様のおかげと、この1年ちゃんと生きてくれた俺のおかげで無事にこの日を迎えることができました。
最初こそ週一以上記事を投稿できていましたが、だんだん更新ペースにバラつきがではじめておりますし、最初こそは「ゲイ」である自分のことを書いていこうと思っていたのに、途中から音楽を好き勝手語っているだけの人になりつつあるんで、どの層向けのnoteやねんって感じです。
しょうがないですよね。
noteの世界では自分の好きな気持ちに正直でありたいですから。
これからもnoteでは好きなことを思う存分好きと言いたいと思います。
さて、何度も言うように、かわむらはちょうど1年前にはじめてnoteに記事を投稿したのですが、noteをはじめた理由は「しんどかった」からです。
いや、しんどかったなんて生ぬるい感情じゃなかったです。
30歳になるのが怖くて、死にたかった。
かわむらは12月31日が誕生日なので、約2ヶ月後に30歳になってしまうことへの恐怖にあの時は押しつぶされそうになっていました。
20代前半から中盤になろうとしている頃に仕事で色々あり、とある年の秋にうつ病と診断されて生きていくことが嫌になりました。
でも死ぬのが怖くて、ずっとずるずると生きてきました。
色々あった前職から今の仕事に転職をしたり、趣味に没頭したり、自分なりに希死念慮から逃げてきたわけですが、やはり毎年秋になると苦しくなりました。
うつ病になったきっかけこそ当時の仕事でしたが、もともと超ネガティブ思考だし、ゲイという事実を隠しながら生きている息苦しさなど、様々なことが合わさりまくって特に秋になるとそれが顕著に出てきてしまいました。
転職が出来たので社会復帰という面においてはかろうじて成功しましたが、それでもうつから解放されたわけでは無かったので、秋になると今まで生きてきて辛かったことや悲しかったことがフラッシュバックしてしまい、その度に漠然と「あー死にたいな」って感情が脳を支配しました。
でもそれと同じくらいの「死ぬのは怖い」の気持ちもありました。
だから、どうなるかわかんないけど30歳まではとりあえず生きてみようと自分の中で区切りを作っていました。
30歳まであと数年あるし、きっと今とは違って楽しく生きてるかもしれないってまだ小さな希望を持っていました。
そして昨年、自分の中で勝手に区切りとしていた30歳という年齢になる年。
そんな30歳がもう目前に迫っているという事実。
大して何も変わらない毎日。
相変わらずのネガティブ思考。
急に女の子を好きになるわけもなく、ゲイという事実をひた隠しに生きていく日々。
いつもの秋と同じで色んな気持ちを含みに含んだ希死念慮がやってきて、去年はここ数年の中で1番、「もう早く終わりにしたい」って思っていました。
そんな時にたまたま出会ったnoteという存在。
僕と同じゲイの人が思い思いに記事を書いてることを知りました。
色んな人のnoteを読んで、色んな思いをされてる人たちの存在を知りました。
表では平然を装ってるけど、何かしら大変な思いを抱えて生きている人がたくさんいて、僕もそのうちの1人なんだよなって。
「僕もnoteを書いてみようかな。」
いつも病んだら癒されに訪れている、石川県の千里浜なぎさドライブウェイという海の真横を車で走ることができる絶景スポットに行き、海の音を聴きながら、記事を書いたのを覚えています。
noteに記事を書くようになって、誰にも言えないゲイであるという事実をここでは隠さずに話せたので、書いていくうちに気持ちが落ち着きました。
ずっと心のうちにあった辛かったことや悲しかったこと、嬉しかったことも楽しかったことも記事にしたら、心の負担が軽くなったような気がしました。
そして2023年12月31日、おかげさまで無事に30歳になりました。
タイムマシンに乗って「無事に30歳になったよ」って過去の自分にあいさつに行ったらびっくりするだろうな。
あんなにこの日を迎えるのが怖かったのに、俺はちゃんと30歳を受け入れられたからね。
しかもびっくりすることに、誕生日前日から当日にかけて、大学からの友達にゲイということをカミングアウトしたし。笑
noteに記事を書いてきたことで素直になりたい気持ちが溢れ出てたのかもしれません。
当日、言うつもりなんてさらさらなかったので自分でもびっくりです。
そして受け入れてもらえたことが本当に嬉しかった。
春には大好きな推しのバスケ河村勇輝選手を応援しに人生ではじめてバスケの試合を見に行きました。
今じゃ世界の河村と言っても過言ではないほど遠く遠く、高く高く世界へと羽ばたいて行った河村くんを生で2回も見ることができたわけですから本当に幸せでした。
推しのことだけではありません。
毎年恒例の夏フェスのこと。
大好きな音楽のこと。
そんな自分の好きなことに、自分のセクシャリティも絡めて好き勝手語ることができたこと。
外見のコンプレックスのこと。
昔付き合った彼女のこと。
酷いこと言われたのにずっと片思いしたまんまだった友達のこと。
いつもだったら心の中に溜め込んでしまいそうな嫌な出来事だってnoteに書いてその都度負担を軽くできました。
良いことも悪いことも今の気持ちに正直にnoteではいられました。
だから、今年も秋が始まったけど僕はいつもより穏やかにいられているような気がします。
仕事が忙しすぎてそれどころじゃないってのもあると思います。
30歳もとうに過ぎてるから、意外ともう諦めがついたのかもしれません。
理由はともあれ、去年noteをはじめた頃の僕より、僕は今、死んじゃいたいって思うことがだいぶ少なくなりました。
秋は始まったばかりですから、もしかしたらまたいつも通りになるかもしれませんけど、でも、感情を溢れさせられる場所があるから、ダメになりそうな時はダメだとここに書いちゃえば良いからね。
あらためまして、あらためまして、1歳になりました。
どうも、かわむらです。
これからもnoteでは自分の気持ちに素直でいられたらいいな。なんて思ってます。
もしかしたら今、消えてしまいたいって思ってる人が僕のnoteを見ているかもしれない。
ものすごく自意識過剰でおこがましいけど、noteを始めるきっかけに僕の記事がなったら嬉しいかも。
noteに書いたら人生が大きく生まれ変わるだなんてそんなことは思わないけど、明日を生きていくための心の余裕はちょっとは生まれるかもよ。
去年までの僕がそうだったようにね。
ここまで読んでくださったみなさん。
ありがとうございました。
これからもぼちぼちやってきます。
以上、かわむらでした。