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節電と音楽

6月の終わりくらいに日本を熱波が襲った。まさに襲われたという感じだった。都内でも40℃近くまで上がった。40℃までいくと正直ダメだと思う。41℃とかになったら絶対ダメだと思う。そして暑いどころかちょっと外を歩いただけでもがっつり日焼けした。つまり紫外線も強烈だ。確か1週間ぐらいで収まったけど、もう温暖化で日本は終わるのではないかと思った人も多かったのでは。

さらに輪をかけて不安にさせたのが電力不足だ。そしてメディアでは節電を呼びかけていて、不安を煽った。ただ実際そうだったので陰謀ではないしリアルなのが逆に恐ろしかった。まあ本当にまずかったらみんなドドーンと電気を消すと思うけど。

その後も実は節電は続いていて、節電ポイントなる制度も導入されている。100万世帯が参加ってけっこう多いことに逆に驚いた。

節電ポイントは以下の条件が満たされると成功だ。

標準的な使用量から0.01kWh以上削減できた場合に成功となります

ところで我々が音楽を聴くときまず何をするかだろう。多くの人はステレオの電源をオンにしたりPCの電源をオンにしたりする。ただそうすると節電ポイントが付かなくなる。なのでもう音楽なんて聴けない。

ではそうすると自分で音楽を奏でようというツワモノも出てくるはずだ。例えばフェンダーストラトキャスターをアンプにつなぐ。でもアンプの電源をオンにすると節電ポイントが付かない。なのでエレキ楽器はダメだ。

ではピアノはどうか。何しろ電子ピアノが普及してしまった今ではアコースティックなピアノなんてどこにもないだろう。それにアップライトピアノでも充分にデカいので都内のマンションでは無理だ。

ではアコースティックギターはどうか?確かに良いかもしれない。コンパクトと言えばコンパクトだ。ただいきなりこんなことが出来るのだろうか?

今のところ人類にとって暑さを耐え忍ぶにはエアコンを点けるしかない。都内では川も海も汚いし水浴びなんて夢のまた夢。緑もない。避暑地がない。さらにはコンクリートジャングルのヒートアイランドだ。

ということで節電がんばりたいです。

おしマイケル。

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