サンクラの音楽についての違和感
自問自答している素人音楽(サンクラにアップされている音楽)を聴くべきかという問題。前回はとりあえず聴いて楽しむのも良いのではないかという結論だった。
が、しかしだ。
音楽を聴く上でよく言われる格言。何が良くて何がそれ以外なのか。よくわからないが、サンクラを聴いているといくつかの違和感が出てくる。
第一の違和感
打ち込み系の多さ。今の人たちは楽器をあまり弾かない。たぶんキーボード(ピアノ)はそれなりに弾けると思う。そうでないとDAWツールへの入力もできないからだ(弾けなくても入力は出来るけど弾けた方が楽に入力できる)。じゃあそれ以外の楽器はどうか?たぶん弾かないか最低限で使うだけ。もちろんギターもあまり弾かない。ギターに限らず世界には数えきれないほどの楽器が存在する。そういった楽器を弾く人は圧倒的に少ない。結果的にサンクラにはポコポコ・ピコピコした音楽(広い意味でのテクノやEDMのようなものや既存の曲をマッシュアップ。ダンスミュージックではないアンビエントなものも多い)が目立つようになる。
第二の違和感
欧米のラップ・ヒップホップ系の多さ。英語が分からない。
なぜ、日本人はここまで英語力がないのか不思議だ。もちろん私も英語なんて話せないし聞き取れない。ただし私の親類や知り合いには英語を話す仕事をしている人はいる。それでも日本には英語は根付いていない。言葉が通じないと英語を早口でまくし立てる音楽性は非常につらい。音楽的に凝った作りになっているのかもしれないが、頑張って聴く気になれない。
第三の違和感
若い人の新しい音楽に興味がわかない。
特に私のようなおじさん世代はプロでもない限り若い人の新しい音楽性を掘ったりしないだろう。知ってる曲が聴きたい。懐メロが聴きたい。身も蓋もない。素人が制作した知らん曲なんて聴くこと自体が面倒。
相変わらず曲を作って投稿してもほとんど聴いてもらえない。サブスク料を払えばインプレッション数を稼いでくれるみたいだ。それでも払う気にもならない。
結論として、おじさん世代は懐メロを聴いていればそれでいいのかもしれない。