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SoundCloudで素人制作音楽を聴いている人もけっこう多いのでは?と気付く

SoundCloud略してサンクラ。とにかく自分も含めた素人が頑張ってDAWツールで音楽を作ってサンクラに投稿している。こういった素人作成音楽を楽しく聴いている人も多いように思ってきた。前回投稿時は素人制作音楽なんて誰も聴かないだろとぼやいてたのでいきなりの心境の変化だ。

素人の作った音楽は魅力がないわけではなく、広告や宣伝が全くされないので不知の領域だ。ミュージックマガジン誌やヤングギター誌で特集が組まれるはずもなく、とにかく実際に聴いてみないと何も分からない。しかも、ほとんど全部が無料だ(実はサブスク代を払ってないと限定的ではあるのだが)。
つまり、とっくにプロと素人の垣根がなくなっている。音楽はその道のプロやレジェンダリーなヴァーチュオーゾが演奏するものではなくなっている。と思ったらNHKにも同じようなこと言ってる動画があった。

保守的と思われるNHK(権力寄りの大本営放送局)がこんな動画を出しているということは、つまり私一人が時代から取り残されていたのかもしれない。

さて、サンクラに戻るが、素人制作でも数千回レベルで聴かれている曲も多い。有名人でもアイドルでもない。たぶん普通のサラリーマンが時間を作ってやってるのだろう。
音楽の見つけ方としては、ほとんどの楽曲がタグ付けされているので、好みのタグで検索するか、お気に入りのミュージシャンを見つけて、その人のLIKE(イイね)やリツイートを探ったりする。

圧倒的にEDM(テクノ)やヒップホップやレゲトン(ラテン系ヒップホップのようなもの)やドラム&ベースが多い。DAWと相性がいいからかもしれない。しかし、骨太の70s風ロックもあるし、それこそピンクフロイドの未発表みたいなのもある。もちろんジャズ、ブルースのようなルーツミュージックもあるし、サルサのようなものもある。演奏力抜群の曲もある。
しかも欧米だけでなく世界中ロシアからもアフリカからもアジアからも投稿されているようだし、無尽蔵に投稿されているので、どう聴いて接していけばいいのか今の所では見当もつかない状況だ。

AIかどうかという問題もあるが、上手く出来過ぎているのはAIかもしれない。しかし絶対にAIではない素っ頓狂な演奏も多々ある。

特に結論はない。その昔初めてカルチャークラブとかワムとかマイケルジャクソンを聴いていた頃がなつかしい。もはや音楽はそういった限定的なものではないようだ。広告や宣伝やタイアップされているものだけが音楽ではない(とは言うもののサンクラでもインフルエンサーは間違いなく存在する)。いろいろなサブスクサービスも含めて音楽状況が全てが変わってしまった。今の若者はサンクラから音楽を聴き始めるのだろうか?音楽は聴くものではなく、誰もがDAWツールで素材をコピペして(たまに頑張って素材を作ったり、気合いで楽器を演奏して)作る時代になってしまったようだ。

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