ジミーペイジとは何だったのか?
エレキギターと言えば誰かと言えばジミーペイジかもしれない。エレキギターはたくさんいるけど、何でジミーペイジなのかを考えてみる。
まず、ビジョンがあった。自分の音楽はこうしたい!!!みたいな感じだ。ジャズやラテンなんかを聴いているとまあ枠は大体決まっていてその中で良いプレイをするという感じだけど、ジミーペイジは新しいことしたいという感じがにじみ出ている。普通の会社員でも何でもそうだけど新しいこと仕掛けるということは難しいし大変だと思う。元祖ハードロック/ヘビメタルをやりたかったんだと思う。
それでいてアコースティックもやる。なのでハーモニー感覚もしっかりしているし、ピッチ感覚もしっかりしている。有名だけどこの曲はチューニングも変えている。それにしても指がよく動いている。決して下手クソではない。
手足が長くてたたずまいがロックそのもの。こんな風にギターが弾けなければ逆にロックはするなということだ。
実はアメリカンなやつだった。本国よりもアメリカを含め世界的なファンの方が確実に多いだろう。
けっしてオールドタイマーではない。ニューウェーヴも見事にこなしている。これなんかデュラン・デュランみたいだ!!!
さらにはヒップホップだってこなす。しかも自分の曲をパクっている。潔いとしかいえない。
ブルースが得意。ブルースの伝道師でもある。ジミーペイジの影響でブルースを聴き始めたという人も多いはず。関係ないが私はライブ見に行ってバディーガイのストラトのピックアップ辺りを触った(言いたいだけ)。
あのバンドを解散していなければこんな感じになっていたはず。それにしてもあのバンドの解散はもったいないな。
あのバンドなしでジミーペイジを語ることはほとんど不可能ということが分かった。それだけでも収穫があったかもしれない。
おしマイケル。