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私の好きな音楽(カウントベイシーとレスターヤング)
とりあえずまたスイングジャズかなと思った。けっこう音楽ねたで昔の音楽について書く人が多い。80年代中心とか60年代中心とか。なので30年代中心について書くというのもよいと思う。ちなみに満州事変が1931年、日中戦争が1937年なので日本は軍事政権で戦争を主導していた。
30年代のジャズと言えばカウントベイシーだと思う。個人的に音楽はカウントベイシーみたいな感じじゃないとダメだと以前は思っていた。黒人のステディーなリズムと後ろノリの感じじゃないとダメだと。白人や日本人は前ノリなのですぐリズムが走るし乱れる。だからダメだ!みたいな感じで。でも今はもうどうでもいいけど。
30年代半ばのアメリカのカンザスシティーになぜか黒人の凄腕ジャズマンが集まっていた。よく言われているのが当時のカンザスシティーでは毎晩ジャズメンがバトルを繰り広げていたという。とにかく全国津々浦々からバトルしに来ていたという。今の大学のジャズ研みたいなものか?全然違うか?
最近映画になってるのかな?まあ良いミュージシャンはたくさんいるのでベイシーを中心にバンドをやりはじめた。実際はいろいろあったみたいなので先々に書く。
そんで途中をすっ飛ばすがジャズマンはすぐ死ぬ人もけっこういるがベイシーは長くやってアメリカ音楽の基礎を作ったようだ。特にフランクシナトラとの共演アルバムはいまだにアメリカではよく聴かれているらしい。
そんでベイシーのバンドの最初期メンバーでカンザスシティーのジャズバトルの常勝ナンバー1にレスターヤングというサックス奏者がいた。30年代の半ばにベイシーとやり始めたのが彼らのレコーディングアーティストとしてのキャリアの始まりだった。
そんでこれは比較的めずらしい40年代の短編ジャズ映画だ。レスターヤングを主演にしている。とりあえずタバコ吸ってるだけでカッコいい。あとはポークパイハットの映像かな。個人的にこの時代に今言われているようなジャズがほぼ完成したと思っている。
こういっただるいムードもレスターヤングの持ち味で後のマイルスのクールジャズの良いお手本になったとも言われている。首を曲げているのはなぜだか分からないが彼のトレードマークとなる。
ビリーホリデーとの共演もたびたびしている。というか二人は出来てたという話だ。この時代のジャズサックスプレーヤーは黒人だろうが白人だろうが全員レスターヤングの演奏をコピーしたそうだ。
そうこうしているうちにジャズマンによくあるクスリとアルコールで50歳を待たずに死んでしまう。なので50年代のレコーディングは全て調子が悪かったらしい。本当か?
これはほとんど死ぬ前の味のある演奏。1コーラスだけだけどすごい良い。
そんで追悼曲として有名なのがこれ。知っている人も多いかもしれない。特にギタリストは。
それにしてもYOUTUBEにはなんでも転がっている。昔の新宿や渋谷のショップにもこんなになかった。
おしマイケル。