SoundCloud(素人制作音楽)についてあれこれ考える
SoundCloud(サンクラ)に投稿されている素人制作の音楽を聴くべきかを考える企画。とりあえず現在の私の感想だ。サンクラの音楽に違和感があると前回書いた。
現状では、まず、ピコピコした音楽(EDMやテクノやヒップホップ、アンビエント系も含まれるケースが多い)は一切聴かなくなった。そういった種類のタグが付いているものは全て無視するようになった。
言っておくが、私は音楽的度量の狭い人間ではない。しかし、あまりにそういった音楽性が多すぎるし、音楽的にレベルが低いとは言わないが、一つのフレーズ(メロディーとは言い難い)を繰り返すだけで発展しないものが多い。コード感もないし人間味みたいなものも少ない。音質も同じようなものが多い。個人的に今までEDMなんて聴いてこなかったという背景いもあるだろう。4つ打ちディスコビートは70sからのテッパンだ。今更聞く必要もないだろう。
とは言えサンクラにも骨太のミュージシャンはいる。ピアノを武骨に弾いている人は多い。独奏や協奏曲みたいなものやキースジャレットのソロっぽいのやアンビエントみたいなものが多い。後期の坂本龍一みたいなのも多い。
ただ私もエレキギターを弾いて投稿しているので、ギターを武骨に弾いている人をフォローしたいと思っている。ギターを武骨に弾くアーチスト意外に少ない。私が聴いた中では2人くらいだった。スティーヴ・ヴァイやジョー・サトリアーニのような超絶テクニックは個人的に求めない。何か人間味みたいなものが感じられれば良しとしている。4000万以上のアーチストがいる(サンクラの公式発表)のに中々見つからない。
日本語の歌ものも良いのが少ない。そもそも日本語が少ないので仕方ない。歌ものはレコーディングが難しいからだ。さらに歌ものであまりに出来過ぎてるやつはAIの可能性もある。私はAI使用を基本的に反則だと思っている。私は度量の狭い人間ではない。しかし藤井聡太だってAI将棋にはかなわない。しかも日に日に進化しているし、世界中の音楽をデータとして取り込んでいる。それは反則としか言えない。AIはAI専用の別の場所に投稿して欲しい。
それとサンクラにはネクストプロというサブスク有料会員制度(1万円/1年)がある。基本的にアーチストに利益が出るようにする仕組みらしいが、非常に怪しい。たぶんサブスク料を払わないと楽曲は平場でオープンな状態にならず、クローズドで終わってしまうのではないかと思っている。まあアルゴリズムや仕様が分からないので愚痴はこれぐらいにしておく。無料会員でも拡散させている人も多いし。
クドクドと書いてしまった。結局はサンクラの音楽をあまり聴いておらず、手持ちのCDをまだ聴いている。そしてプロとアマチュアのレベル感の違いを感じています。そんな感じです。
追伸:相変わらず私の曲はあまり聴かれていない。なので人気のない曲はバンバン削除する方針にしている。そういった方針だとアカウントごと削除するのが手っ取り早いという皮肉になるかもしれない。
今回はサンクラについて否定的でしたが、次回はどうなるか分かりません。