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コンゴのギタリストは人力EDM
よくここで紹介しているアフリカのコンゴのロックの話です。70sから80sにかけてスークースというコンゴのギターミュージックが発展して世界が注目した。80sにはトーキングヘッズやマルコムマクラーレン、キングクリムゾンがかなりスークースに傾倒したアルバムを出した。
とにかくコンゴのギタリストは人力EDMだ。欧米のEDMのDJはステージで暇そうにしているが、これは生演奏の迫力があってすごくいい。こういったたたずまいには好感がもてる。しかもギブソンレスポールのコピーモデルを普通に使っているのがいい。そもそもアフリカは電気が潤沢に供給されるような国ではない。エレキなんて鳴れば特にブランドは関係ないといったところだろう。そして繊細な指弾きはジェフベックに通じるところがある。
この映像はコンゴ(アフリカ)のギタリストのコロンビア(南米)でのライブだ。アフリカや南米やカリブといった国は地理的は遠いが、音楽的に影響を与え合っている。そもそも中米は黒人が歴史的(奴隷貿易)に多い地域であって、アフリカとリズムの特性が似てしまうのかもしれない。
基本的なリズムは16ビートでパーカッションのリズムを作る。そのうえにシンコペートしたリズムをかぶせる。ラテンのサルサではクラベスと言ったりする。曲調はほとんど同じ。だいたいがメジャーキー。マイナーキーを極端に嫌う。これは欧米のEDMもあてはまることかもしれない。
日本人は白人文化圏以外の音楽を聴くべきである。世界はアメリカと日本だけのものではないと分かるはずだ。今後の世界を見極める上でも重要なことだと思う。
おしマイケル。