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個人的今年の音楽状況

今年の音楽事情でいきなり衝撃だったのはジェフベックの逝去だろう。とにかくエレキギターの天才を世界は失った。

じゃあその後、故人を偲んでヤードバーズ時代から彼の音楽を聴き直したかと言えば、しなかった。時代が終わったなという感じでもうブリティッシュやアメリカンロックを聴く気もしなかった。ぶっちゃけ飽きた感じだ。

なので今流行りのレゲトンやラテン・トラップを本格的に聴くしかないと思った。新しい音楽を聴くのは自分が音楽的にオジサンではないという自負を込めたものだったし、素直に良かった。

とは言うもののこういったレゲトンやラテントラップは去年から知っていたものであって今年初めて聴いたものではない。それにこういったストリート系のポップスは言葉が分からない分だけ飽きるのも早い。

困った時はアフリカだった。アフリカの音楽を聴いていれば幸せな気分になることが多かった。80sのコンゴの音楽だ。スクースと言われてトーキングヘッズにも影響を与えたジャンルだ。

さて、いきなり我田引水的な話になるが、今年は自分でも音楽を作った。Cubase12というソフトをインストールしたら簡単に音楽作成が出来た。リズムを重視した無国籍で逆にむしろエスニックなロックンロールを生み出すことができたと思った。

では今現在は何を聴いているか。
コロンビアのクンビアはまだまだよく聴いている。こんな中毒性のあるリズムを私は他に知らない。日本人は誰も聴いていないのでその良さを共有することもできない。悲しい。

年末にイスラエルとイスラム勢力ハマスの戦争が勃発した。今だにイスラエルはパレスチナ人の虐殺を続けている。その結果、アメリカとバイデンは国際的な評判を落とした。そして私もアメリカンロックやポップスを聴くのを止めた。じゃあ逆にイスラム圏の音楽を聴いてみたらどうかと思い始めるようになった。

イスラム圏の音楽をとにかく聴いている。アルジェリアやトルコでは音楽が盛んでのこういったグルーヴィーなミュージシャンがたくさんいるらしい。私もそれ以上はよく知らない。

私個人の音楽作成も含めて世界のポップミュージックをよく聴くようになった。共通する概念と言えばリズムだと思う。それとパレスチナ人を虐殺しまくっているUSとUKの音楽はもう聴かないぞと。

おしマイケル。


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