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ヴァンダイクパークスとカリブっぽさ
ライクーダーについて書いたのでついでにヴァンダイクパークス書こうと思う。
正直ヴァンダイクパークスについては良く知らないが、まずはビーチボーイズの話になると思う。ヴァンダイクパークスもビーチボーイズも好きなんだけど関わりはあまり知らない。有名なところで言うと「Surf's up」をブライアンと共作してるとかか。あとアルバム「Smiley Smile」で何曲か共作、そんで上手くいかないで途中で投げ出したのが何個かありみたいな感じだろうか。ここに映っているヴァンダイクパークスはけっこう変な奴だ。白いクスリのせいかな。
ビーチボーイズはまた別で書くとして、ヴァンダイクパークスはその頃にファーストソロアルバムを出している。素晴らしいという話だったのでCDで買ってリピートしてがんばって聴いたがよく分からず、売ってしまった。
まあセカンドも聴いてみようということで聴いたら逆にはまって朝から晩までずっと聴いてた。なんでそんなにはまったかと言うとカリプソ風味というかカリブ風味というか。陽気さと哀愁がブレンドされている感じですごい良い。ストリングアレンジも良い。スティールドラムも良い。とぼけた感じの歌も良い。ダメなところがない。
あんまり素晴らしいから知り合いに貸したらすぐ返してきて、感想も何もなくて、これはオレにしか分からない何かがあるとか思ったような気がする。これはもっと掘らなければならないと思った。
実際このアルバムの曲はトリニダードトバゴのカリプソのオマージュであって、カリプソではない。間違いなくヴァンダイクパークスだ。だがしかし、個人的に「絶対にカリプソ来る」と思った。みんなカリプソをやり始めるだろう。なのでカリプソをしっかり聴かないとまずいと思った。結局全然カリプソ来なかったけど。
ちなみにその次作もカリプソ風味というかソカ風味で非常に良かったのだけど、どちらかというとヴァンダイクパークスらしさが一歩引いた感じになって残念に思った。ロードキチナーという偉大なカリプソシンガーのコピーをしているが、それはそうじゃなかった。
とりあえず当時手に入るヴァンダイクパークスのアルバムは全て手に入れ聴いてみたけど(ほとんど彼はレコードを出していない。スタジオワーク専門のミュージシャン)、結局はまったのは「Discover America」だけだった。
細野晴臣も同じようなこと言ってるからもう絶対間違いない。聴くべきアーティストだとしか言えない。
おしマイケル。