世界はラテン・トラップ(レゲトン)に舵を切っている
世界がラテン・トラップ(レゲトン)に舵を切っているの全然気付いていない日本の音楽ファンを危惧しています。社会にとっても世界の動向に気が付かないというのはヤバいと思っています。
まずラテン音楽というと古き良きラテン音楽を連想させる。例えばペレスプラードのマンボなんかがそうだ。しかしそういったことではない。新しいラテン音楽の波がきている。特にアメリカは過去に例を見ないほどのラテン・インベンションが吹き荒れている。
新しいラテンとはレゲトンやラテン・トラップという名前になっている。それらはラテン音楽とEDMとヒップホップが合体しいるものだ。ということで世界の有名アーチストがレゲトンやラテントラップを取り入れてるケースがけっこう出てきた。世界的に有名なブラックアイドピーズもレゲトンの帝王ダディーヤンキーと共演している。つまりラテンに舵を切っている。
それとPitbullも帝王ダディーヤンキーをフィーチャーしている。
なぜこんなにラテンブームになったのか?なぜ日本人はそれを知らないのか?米国に3分の1いると言われるスペイン語話者と中南米とスペインを含む南欧ではみんなラテントラップを聴いている。むしろ逆に聴いていないのはイギリス人、ドイツ人、日本人くらいだろう。これはダメではないだろうか?
しかも秋葉原のジャンクPCパーツ屋や新大久保のケバブ屋でかかっている音楽もレゲトンやラテントラップが多い。つまりグローバルであればあるほどラテン音楽に親しんでいることになる。さらにはこの5~6年の間でレゲトン自体も洗練されてきた。このムーブメントを知らないのは日本人として大問題ではなかろうか?どうだろうか?
つづく
おしマイケル