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ガットギターを購入して弾く
ガットギターはロックやジャズを聴く人にはあまり馴染がない。というのもクラシックやフラメンコを奏でる楽器だからだ。ナイロン弦(プラスチック弦)なのでピックアップを付けて音を増幅できない。エレキの弦は鉄製で電気のフレミングの法則の応用で音が出る仕組みになっている。
ところで、ヤフオクなどのオークションサイトを見るとガットギターについてはかなり廉価で売られているかまたはほとんど無料だ。10円とか。完全に供給が需要を上回ってしまい、どのオークションサイトも30~40年前のボロガットギターの巣窟になっている感じがある。たぶんギタースクールでクラシックギターを志すも途中で投げ出したものだろう。価格崩壊状態だ。
だいたい数十円くらいだけどとりあえず購入しました。
結果からいうと送料が3500円でしかもペグ(糸巻部)のメカ部分が壊れているのが到着しました。おいおいって感じで。壊れているけど数十円だから売主に文句も言えないし。
まあとりあえず修理をしてみようと。それでダメだったらピートタウンジェントばりに破壊して燃えるゴミとして捨てればいい。ギター修理屋へ出すとあれよあれよでさっさと修理してくれて新しい弦も張ってくれてボディーもきれいに拭いてくれた。それで4500円。
合わせて8000円也だ。プラス数十円。それでそこそこきれいなガットギター(パコデルシア風)が手に入った。一応ネックも反っていないしトップ板も特に凹んでいないので普通に弾けるでしょうという折り紙ももらった。
ガットギターというものは飾っておくだけでもいい。なんとなくアンティークとして良いものだ。どうだろうか?
おしマイケル。