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私の好きな音楽(パットマルティーノ)
ジャズギタリストのパットマルティーノは奥さんが日本人で日本に良く来るので日本では有名だ。ということでパットマルティーノを書く。
ウェスのギターは強烈すぎて分からないところも多かった。すごいなというのは分かるが、たぶんウェスならではのハーモニーとスケールの捉え方があってそれを理解できなかったというのもある。
それに比べてパットマルティーノは良く分かった。というかしっくり来た。パットはウェスのフォロワーで奏法も似ているがパットはロックのペンタトニックを活用しているからよくわかったのかなと思う。
たぶんパットマルティーノはクラプトン・ベック・ペイジと同い年でロックギター世代だ。でもロックは一切やらない。ジャズギターだ。なんと言ってもパットと言えば、このSunnyのライブ盤であろう。Sunnyは有名なポップスというかソウルの曲。初めて聴いたときこれがジャズだとは分からなかった。ロックなんじゃないかと思ったりした。ジャケットもロックっぽかったし。
その他にもパットはロック時代のジャズギタリストなので8ビートの曲も普通にこなしていた。
もちろんジャズもキメている。たぶん67年くらいの演奏。二十歳そこそこ。かなりクールだ。
魅力はリズムにのった速弾きと音の太さだろうな。出音はほぼ生音だ。ライブを見に行ったけどアンプのヘッドに直接シールド指してたし。こんなギタリストはいそうでいない。特に白人はリズムがフラつくケースが多いけどパットはそんなことない。
もちろん泣きのギターもできる。もう何も言う言葉もない。
サンタナやジョージベンソンからは最高の賛辞をもらっていたけど、70年代半ばからが何となく不思議で、脳梗塞から記憶喪失になってしまう。何もわからない状態になってしまう。そんで奥さんにも捨てられて、ギターもわかない。でもギターは自分のレコードを聴いて練習しなおして、5年後くらいによみがえった。
復帰ライブの様子。たぶんもう時代は80sだろうか。
時代的にフュージョンにも手を出しているがおおむねダメ。ベンソンのような音楽的に器用なギタリストではない。
懇意にしているサックスのウィリスジャクソン名義の泣きの演奏。これも非常に良い。
まあこんな感じで今もまだ活躍しているし、日本にもちょくちょく来るので見に行く機会もあるかもしれない。私も二回見に行きました。あんまりオーラはなかったかな。ギターのうまいおじいちゃんって感じでした。コロナもあるしさすがにもう無理かな。。。
おしマイケル。