人生ってやつは謎ばかり
先日まで某定額動画配信サービスにて初代「金田一少年の事件簿」を就寝前の楽しみとして観ていた。これまで様々なタレントが演じて来た同作だが、やはり、堂本剛verが一番良い。今では、コンプライアンス問題で難しいであろう「生々しい描写」がたまらない。いい意味で演出の荒々しさも「エモい」のだ。当時、7歳の僕は姉と一緒に親に隠れてワクワクして観ていた。
↑※あのメインテーマが流れると今でも無条件に反応してしまう。
今観ると気づくあのキャスト
そして、シリーズものの楽しみとしてあるのが意外なキャストの発見だ。
視庁刑事部捜査一課の警部/剣持勇(初代)を演じた故・古尾谷雅人をはじめとして、金田一に思いを寄せるアイドル、速水玲香を演じた中山エミリ、第1シリーズのラストを飾る事件「蝋人形城殺人事件」には、内野聖陽の姿があるではないか。特に内野聖陽は風変わりな検視官を演じた「臨場」の大ファンの僕にとって、思わぬ驚きの発見だった。これだから往年の名ドラマは面白いのだ。
愛すべき平成ポップを彩る名作
明治モダン、大正ロマン、昭和レトロのように、「平成時代の文化を一口で表すとしたら何が良いか?」という議論がネットを中心に展開され、盛り上がりをみせている。世は話題に事欠かない。
一部では、「平成サイバー」との声も挙がっているが、「平成ポップ」のほうがしっくりくる。そんな、平成という時代を彩った個人的に名作だと思うドラマを挙げてみる。なかなか難しいが、前述の「金田一少年の事件簿」以外の作品5つに絞ってみた。
警部補・古畑任三郎
ビーチボーイズ
ランチの女王
池袋ウエストゲートパーク
トリック
いずれも、僕の人生を豊かにした名作ばかり。
これまで、いくつもの事件を解決してきた名探偵や名刑事も解けない謎。
おそらくそれが、「人はなぜ生きて、そして死ぬのか」つまり人生。彼らの頭脳を持ってしても、解けないのだから僕にわかるわけがない。
考えても仕方がないので、いまはやめておこう。
2022/09/02
終
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