
小さな翼
8月29日。SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2010。山中湖で行われたこのEventに、チャボは久しぶりのCHABO BANDで出演した。

チャボが最後に歌ったその曲の歌詞を、たった今、観に行ってきた友達が必死で記憶したものを電話で教えてくれた。もちろん大意なので、このままの歌詞で歌われてはいないということをお断りしておくが、チャボのファンならば、何をこの歌で伝えているかは説明不要だと思う。
君は空の上 雲の中を歩いているのかい
サーカスみたいだったけれど 寂しいぜ この夏は
雲を切り裂いて あの歌のように空からおりてきて
僕等を救っておくれ
おとぎ話みたいに 満月の夜に帰ってきてくれよ
小さな翼をつけて
僕は、夏の野外フェスということだし、CHABO BANDの編成だし…ということで、例えばBOOKあたりから「ONE NITE BLUES」なんかが演奏されるんじゃないかなぁなんて、結構、呑気(というわけでは無いけれど…)な感じで想像していたのだ。まさか、こんな風に For KIYOSHIRO的 な内容になるなんて…。
Eventのオフィシャル・サイトにはレポートがあがっている。ARABAKIに続き、アタマにはタオルを巻きつけたRCサクセションなスタイルである。赤の stax Tシャツ も、清志郎との共演を思い出すファンは多いと思う。
前述した内容の歌詞は、ジミ・ヘンドリックスの「Little Wing」のカヴァーにのせられたそうだ。もちろん、この曲でのギターも、夏の空を引き裂いて泣いていたことだろう。<2010-08-30 記)
