「日本文学の旅」に行ってきた話。
先日、橋本良亮主演の音楽朗読劇「日本文学の旅」を観劇してきました。
奇しくも今年最後の外部舞台の現場だった、よみうり大手町ホール。
ただいま。
消毒、検温、靴の裏を消毒して会場へ。チケットの半券は自分でもぎり、パンフレットが渡される。(物販がないため)
徹底した感染症対策でした。
演者は4人。
生歌を聴いた瞬間、涙があふれた。
この瞬間を待ってたんだ、、、!
朗読は古事記から始まり、作品の中から抜粋して読んだり、メロディーに乗せて歌ったり。本好き、歴史好きの心をくすぐる内容で。
はしこの低音ボイスが耳慣れず、最初どっちが読んでいるかわからなくなってしまい(笑)
加えて、ボーカルの2人が信じられんくらい歌がうまくて。どこか忘れてしまったけれどアヴェ・マリア、、、口が開いてしまうくらい素晴らしかったです
昔、男ありけりって言いながらソーシャルディスタンスポーズ、かわいかったですね。座る場所を少しずつ変えたり、暗闇で水を飲むはしこを見つめてみたり。
源氏物語で新納さんの演じ分けには驚きました。おばあちゃんの声に聞こえるから不思議で。百人一首の読み人当てでは、はしこが本を閉じて諳んじるからびっくりした、、、。
この短い間に覚えたの?!すごい、、、すごすぎるよ。
関東の人って坊主めくりするのかな?私はそれで蝉丸とか覚えたから(笑)
あと印象的だった、近松門左衛門「曾根崎心中」
人形浄瑠璃の台本なのかな?読んだことなかったけど2人の朗読が情景を想像させてめちゃくちゃ怖かった、、、まあ心中の話ですからね。
そして、小林多喜二「蟹工船」
作品も紹介せずに始まった朗読。その不穏な空気ですぐに分かった。これは読んだの、かなり昔に。
最後は楽しく歌って踊って終了しました☆彡はしこと新納さん、同じダンスしてたんだけど、最初はそんなのなかったらしい(笑)ラッキーな公演でした!
規制退場にて。最後まで徹底されていたな。そして2週間経過し感染者無し。本当に完全に幕を下ろした報告が公式からありました。良かった、本当に良かった。
観に行きたい気持ちと、万が一感染したらどうしよう、という気持ちがあり直前までモヤモヤしていました。いつもとは異なる緊張感でしたね、、、
でも観に行ってよかったと心から思いますし、演者もスタッフも観客もちゃんと対策してくれたから、無事に終われたんだと改めて思います。全員に感謝の気持ちです(゚∀゚)
はしこ!トップバッターお疲れさまでした!私に現場をありがとう!!!