書籍暗号ってまじで何?

この前CTFのWriteupを閲覧しているときに書籍暗号にぶつかったので書いていきます。

書籍コードの由縁:送信元と送信先で同じ本を持っている中、あるテキストを手持ちの本をカギとし暗号を作り上げる。このことからきているみたいです。

言葉だけで説明しても意味が伝わりにくいので画像をもとに説明していきます。

例: テキスト文:apple お互いが持っている本:三匹の子豚 使うサイト:https://www.dcode.fr/book-cipher

おじいさんず

第一:暗号化して送信先へ送ろう!

appleを暗号化していきます。鍵は、Once upon a time there was an old Sow with three little Pigs, and as she had not enough to keep them, she sent them out to seek their fortune.を使います。これによって暗号文7, 13, 13, 12, 19ができます。この数字の暗号文を乱数表ともいいます。

第二:暗号文を復号化しよう

暗号文:7, 13, 13, 12, 19 鍵は、Once upon a time there was an old Sow with three little Pigs, and as she had not enough to keep them, she sent them out to seek their fortune.です。復号の仕組みは下の図のようにN数の先頭の文字を前から順番に引き抜いてきます。

画像2

今回は、単純なものなので解読できましたが、もし暗号文が 100, 500, 620..などの場合個人で解読するには骨が折れます。

その時はこのサイト中盤に使ったサイトを使いましょう。

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