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金魚。私的。2021年1月8日夜。

コロナ禍。
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アメリカ大統領選と中国共産党。
菅総理生出演。

「傘がない」の井上陽水を気取ってみるわけではない。気取る必要がない。母ちゃんは陽水がちょっと好きだったが、俺は玉置浩二が好きだ。母ちゃんは松山千春のほうが好きだったかもしれない。

わたしの今日の出来事は、
①ゴミ出し(可燃ごみ)
②洗濯
③iPhoneで音楽を聴きながらCD棚の整理
④金魚の水槽を作る
⑤図書館でCDを借りる
⑥お墓の掃除をする
⑦買い物

金魚をまた飼うということは決心のいることだった。子供の頃の金魚のイメージとは違って、金魚はすぐに死んでしまうのだ。水道水であれば、まずカルキを抜いてバクテリアを入れ、ヒーター(2千円くらいする)で水温を23度程度にし、金魚にとって最適な環境を準備しなければならない。カルキ良し!水温良し!バクテリア良し!それぞれ指差し確認しなければならない。怠ると致命的なことになる。なにも金魚を飼うことに止まらない。外出する時の電気や暖房、火の元、その他、二重三重の確認をしないと家がぶっ壊れているかもしれない。50のわたしは気を付けねばならない。

金魚の引っ越し。ホームセンターで買ってきた。水槽にドボンというワケにはいかない。上記の条件の水槽を作っておくのは人としての基本だ。『水合わせ』という作業をする。お店の環境とウチの水槽の環境を合わせる。より長生きしてもらう為のいの一番の必須の作業だ。

水槽の中に、袋とじになっている状態の金魚を15分~30分つけて、まず水温に慣れさせる。26度ほど。さらに、さらにである。雑なことをしてはならない。水槽の水を、金魚が入っている袋とじのビニール袋に入れていく。袋に穴をあけて、ちょっとづつ水を入れる。繊細さが求められる。これから住むウチの水を「ごめんなさいよ」って気持ちで注ぐのだ。ちょっとづつ。急いてはいけない。5分おきぐらいにその作業を行い、30分~1時間かけて貫徹させる。根気がいる。袋に入っているお店の水は、ウチの水槽には入れないようにする。それが『水合わせ』なのだ。これから住む家に、今まで住んでいた家の慣習を持ち込ませるワケにはいかない。最低でも1時間かけてお引越し作業をしなければならない。それでも、転覆病やらで死んでしまうのだ。飼ってみて。わかるから。

18時頃に全作業を終えた。肝臓が痛んでいるので家呑みを控えていたが、金魚記念日だから吞んでしまった。コロナ禍の日本と世界情勢みたいなことを書こうと思ったが、『金魚の水合わせ』の説明で精一杯だった。

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noteを年末からやってみた。mixiの日記を書いてみた時の感覚に近い。



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