鮮度にこだわったUNISON SQUARE GARDEN TOUR 2021 「Normal」 2021.02.02. @ Zepp Nagoya ライブレポ
「鮮度にこだわった」シリーズ第2弾。今回、私は(おそらく)初めて“ツアー初日”のライブに参加した。ということで、今日のライブを今日(広義:寝るまで)のうちに! と慌てて文章を書いています。なお、鮮度にこだわったためセトリサイト以外の参考文献はありません。ほぼ記憶にたよっているのでちょいちょい間違ってる記述もあるかもしれませんがご愛嬌ってことで。
なお、以下、【セトリバレ・演出バレ】を含みます。自分がライブに行くまではセトリを見たくない、今回のツアーは行けないからセトリを知りたくない、などの方はご注意いただき、そっとブラウザを閉じていただければと思います。
大丈夫な方はよければこの先読んでみてください。 いつもありがとうございます!
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UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2021 「Normal」 2021.02.02. @ Zepp Nagoya
①Phantom Joke
今回のツアーはこのシングルのリリースツアーの側面がある、とは事前に言われていたが、まさかセットリストの1番上に来るとはね……
この曲、昨年のLIVE (on the) SEATで初めて生で見たんだけど、どうしても昨年7月のオンラインライブを思い出し、“高音出るかな……”と心配してしまう。まあその真相はオーディオコメンタリー(Patrick Vegee限定盤)で明かされてはいるものの、年が明けても気持ちは変わらず、保護者の気持ちでサビを見守る。今日も全部成功してて安心! 体力を消費しきる前の場所で万全の体制で歌いたい、ということか。いい策だと思います。
②オリオンをなぞる
こんなところに超有名曲来ちゃいますか……! とただただびっくり。なんだっけ、最近あんまりやってなかったけど意外と順位高いね、みたいな話をメンバーがどこかでしていた気がする(記憶があやふや)。
言わずと知れた名曲だし、もちろん私も大好きな曲なのでとーってもテンションが上がった。最後に見たのは舞洲だった気がするから、あの非日常感をちょっと思い出してみたり。そういう「Normal」や「Special」を感じてみたりしてた。
③meet the world time
このツアー、JET CO. が多くないですか? というのは終わってから気付いたことだけど、結構前の曲やるな〜 という印象を今日最初に受けた曲。客側が発声禁止だと、2人のコーラスがよく聴こえていいね、というのはコロナ禍のライブではいつも思ってるけど、この曲も例外ではない。今日はそういう曲何曲かあったね。自分が声を出したい気持ちはぐっと抑えて、メンバーのコーラスを聴くというのも「New Normal」なのかもしれませんね。
ちなみに、イントロの「ドッドッドッ」から私は首を振りまくってしまい、しかもこの曲はかなりこの「ドッドッドッ」が繰り返される為、首にかなりの負担をかけてしまった。私は腕を振ってリズムをとるよりは、首や膝や脚を使って動いていたいタイプなんだけど、こういう曲で首を動かし振りまくったせいか、終演の頃には首に痛みが……。 寝て起きたら回復していますように。
④アトラクションがはじまる(they call it No.6)
もうすっごく好きな曲。ライブの序盤に演奏されると“今から楽しい時間が始まるよ!”感が強くて楽しい。
サビの“駆け回る”感が照明で演出されていたような……(あやふやな記憶) なんか、ステージをグルグルと8の字のようにライトを動かすやつ(??) 今後のツアー行く人は確認してきてほしい……
⑤メッセンジャーフロム全世界
これもJET CO.曲ですね。このへんで“セトリの自由度が高いライブって凄いな〜 色んな時代のもの持ってこれるんじゃん!”と当たり前のことに感動する。最早ね、この時期に開催されるライブって、どんな当たり前にも感動するようになってるんですよね。決してそれは感性がおかしくなっているとかじゃなくて、視点を変えて見ることで社会のことを考えることができるようになってきている、ってことだと思ってるんだけど(伝われ)。これも言うなれば「New Normal」なのかな? なんか、いろんな「Normal」を感じるツアーだなあ。
⑥コーヒーカップシンドローム
わあ! 2連続でJET CO.じゃん! と大興奮。知人にJET CO.狂がいるんですが、ちゃんと生きて帰れるかな…… と他人の心配をし始めました。
というか改めて思い返すとこれって10年以上前のアルバムなんですね。これが2枚目のアルバムで、こないだ出たの(Patrick Vegee)が8枚目。そう思うと、楽曲ストックたくさんある中からこんなにJET CO. 曲を選んでセットリストを組んだ理由って何なんだろうなあ、とちょっと考えてみたい。
鮮度にこだわったので今回はパスでーす。
⑦BUSTER DICE MISERY
この曲はカッコイイ系というかロックっぽい感じ、と私はカテゴライズしている。
赤や青(?)の照明を使っていた感じからすると、赤い照明で攻撃性や暴力性を、青い照明で対局の冷静さを示している、とかでしょうかね……? まあ、すごく簡単な言葉を使うと、カッコイイ演出だったなあという話。
⑧instant EGOIST
たしかファン人気が結構高かった曲、だったっけ? Twitterではよく言及されてるし、フォロイーにもこの曲好きな人が結構多いような気がする。いつかのロッキンで演奏しててWOWOW放映がこの曲だったのを不思議に思った事もあったけど、今日の盛り上がりを見たら納得。
田淵の笑い声がよく響く。
⑨10% roll, 10% romance
この曲はリリース日が私の20歳の誕生日だったので、個人的にはバースデーソングと呼ばせていただいています。と、いうことは、リリースは2017年8月。つまり、リリースから「4年くらいは後」になったというわけです。4年後も君が好き、っていうのは嘘じゃなかった、とグッときた。
⑩RUNNERS HIGH REPRISE
前述の10%のカップリング曲だったはず。ちなみにこれはカップリングツアーでは演奏されなかった曲で、新木場のBee Side Sea Side 0でだけやってたやつだったかな。だから私は見てないんですねえ〜。
⑪キライ=キライ
あら、またJET CO.の曲! もはやJET CO.ツアーなのでは? と錯覚するほど1つのアルバムから何曲も選んでるな…… すごい割合では?
こんなに「キライ」と繰り返していながらファン人気の高い曲というのも珍しい気がする。攻撃的で、でも人に好かれる曲、ってことかな。
⑫ぼくたちのしっぱい
B面ツアーのFC限定部分で、しかもサイコロを振って出た回でしか演奏されていないはずの曲。 もちろん私はその回には当たっていなかったのでこれが初めて。
この曲、柔らかい印象で好きだなあ。まあカップリング曲としてはmouth to mouseに思い入れが個人的にはあるのであんまりちゃんと聴いてこなかったんだけど、それを申し訳なく思うくらいにはいい曲だったなあ。ライブで見て、これからちゃんと聴こう、と思うきっかけになりました。
⑬流星のスコール
この曲はMVが好きすぎてリピートしてるので、イントロ聴いただけで、あの夜の公園と暗闇に光る一筋の光線を思い出す。
ライブハウスみたいな暗い空間で見るのがすごく映えるなあと思うなど。あと、サビで多分黄色っぽい光を使ってた気がして、あ、MVみたいだな、と思った。記憶違いだったらごめんなさい。
⑭パンデミックサドンデス
はーーいカッコイイ曲。
この曲も照明がバチバチにカッコよかったんだけど、なんか思い出せないや…… ライブMV(赤坂BLITZだっけ?)のときの斎藤さんの髪型と今日の髪型が結構近かったかもなあ、なんて。あ、多分髪切ってたんですよね。綺麗に揃ってました。
⑮スロウカーヴは打てない(that made me crazy)
最新アルバムからの1曲。一聴の感想は別のところで書いてるので割愛するが、ちょっと変わった雰囲気のある曲ではあるだろう。
ライブで見て印象がいい意味で変わったな。もっとこのバージョンで聴きたい! って思うような。もう具体性ゼロだけど、今後が楽しみ。
⑯君の瞳に恋してない
このへんから「もしかしてこの曲で終わりか?」と感じ始めていた。なんか、ライブの最後に演奏される、ハッピーな気持ちで終わる曲。だからこのへんからちょっと寂しい気持ちになり始めてた。まあ、時計見てなかったとはいえ、体感時計があてにならんな…… 多分、(on the) SEATツアーで公演時間1時間に慣れちゃったんだろうなあ。
今日もこの曲は多幸感に溢れていました。MMMの頃からとっても好きよ。
⑰桜のあと(all quartets lead to the?)
このツアー、2月~3月だから春っぽい曲やったりするのかな、と思っていたところ、この曲が春枠だったっぽいですね。今年Patrick Vegeeツアーを控えていることを考えると、「春が来てぼくら」とか「弥生町ロンリープラネット」あたりは無かったのかも。
まあ、春曲とか以前に最高に楽しい曲。腕振って踊りまくっちゃった。
⑱mouth to mouse (sent you)
「ラスト!」の掛け声とともに始まったのはこの曲。あ、そうだ、シングルPhantom Jokeのリリースツアーとしての側面があるって言ってたな(MC)、と思い出して、この曲のチョイスに納得。終わってしまうのかという寂しい気持ちと、久々にこの曲に出会えたことへの感動とで感情がめちゃくちゃに。振り返ればあれは2019年4月、大阪はCLUB JANUSで初めて見たんだった。当時は知っている曲も多くなく、これがレア曲ということを帰宅後にTwitterを見て知るという…… 今となっては音源化されていつでも聴けるけど、あの時は本当に未音源化曲を聴いたのに記憶が無い……! と頭を抱えた。そんな曲に時が流れて今年再会できたのは嬉しく思う。
シングルの表題曲で始まりカップリング曲で終わるというセットリストのシングルリリースツアーって面白いな! と思う。シングルの曲順どおりの中に他の曲を差し込んだセットリスト、とも言える。 考えるの難しいだろうけど楽しそうだなー! とセトリおじさんに思いを馳せるなど。
アンコール
⑲さわれない歌
本編が終わりメンバーが捌けて舞台の照明が落ち、客席の電気がついたところで、“あ、今回アンコール無しツアーかな?”と思ったが、規制退場アナウンスが入らず、観客も戸惑いながら手拍子をしながらメンバーが戻ってくるのを待つ。だいたい、この時点で開演時間から1時間25分が経過したくらい。田淵のブログによれば1時間半くらいとのことだったので、本当に戻ってくるのか? という思いは拭えないまま手を叩いて待っていた。
すると、普段のアンコール呼びの半分くらいの時間で舞台に3人が再登場。「早く帰って欲しいから1曲だけ」との言葉で始まったアンコール。
今このご時世、バンドとの距離感を測りかねている。というか、これまでの常識が通用しなくなっている。そんな中で、「バンドとファンとの距離感」を歌ったこの曲は、今歌われて聴かれることに意味があるように感じた。
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あとどっかにドラムソロがあったんだけどどのタイミングだったかな…… またゆっくり思い出したら追記する。で、ドラムソロが始まるところで、「オンドラムス、タカオスズキ!」って紹介されてるの久々だったのでは? と感動した。(on the) SEATツアーはそういう紹介無しにドラムソロが始まっていたように記憶している。
超速と手クロスが見れて良かった。そこを白と赤のフラッシュで照らしてたのが格好良かったなあ。思うに、照明の赤ってある種の強さや暴力性を示しており、それをフラッシュにすることで瞬きのような臨場感を与えているような気がするんだが、そこに白の光を加えることで、暴力性をやや弱め、でも白もフラッシュであることで“刹那感”というか“瞬間”を意識させているのかなあって。分かんないけどね、ドラムソロの照明ってこだわってそうだからちょっと考えてみました。
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というわけで、今日のところはこんな感じの超速ライブレポでした。また思い出したらちゃんと書き出そう。本当は「上手側で田淵と斎藤がじゃれてたのはなんの曲だったっけ……」(※今回私の座席は下手側だった)とか、「田淵がめちゃめちゃこっちを目見開いて見回してたなあ」とか、「田淵の影から時折見える貴雄がいい顔してたなあ」とか、見たという事実だけは覚えてるのにその他が思い出せないことも沢山あるんです………… 勿体ない……!
今後ライブに行く方は答え合わせをしていただけると助かる…… うろ覚えな上にこのツアーは1回しか行かないので確認のしようがないんです……
では今日はこのへんで。立ちっぱで疲れた! おやすみなさい!
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