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2名死亡...紅麴(べにこうじ)による健康被害3000名超
サプリント業界に激震が走りました
製薬会社の窓口に製品を摂取した人から、およそ3000件の健康相談が寄せられたほか、入院が必要になった人がこれまでに106人いたと報告されていました。
2024年3月25日使用禁止、自己回収が始まりました。26日にはサプリメントを使用されていた2名の死亡が報告されました。
小林製薬株式会社が販売しております機能性表示食品「紅麹コレステヘルプ」を摂取された方において、腎疾患等が発生したとの報告を受けました。
これを受け、本製品及びそれに使用している紅麹原料(自社製造)の成分分析を行った結果、一部の紅麹原料に当社の意図しない成分が含まれている可能性が判明しました。
HPより
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紅麴とは何ですか?
紅麹(べにこうじ)は、赤カビ菌(モンスカビ属)が発酵させた麹(こうじ)から作られる食品です。一般的には、紅麹は赤い色素を含んでおり、醤油やみそ、日本酒などの調味料や食品に色と風味を与える目的で利用されています。
一般的な注意点は、
アレルギー反応: 紅麹中に含まれるカビや麹によって、アレルギー反応を引き起こすことがあります。特にカビや麹に対する過敏症の人々は、紅麹を摂取する際に注意が必要です。
赤麹米との混同: 一部の人々が赤麹米を摂取することで、コレステロールを下げる効果があると考えていますが、赤麹米に含まれる成分は医薬品と同じくらい強力であり、副作用や相互作用が起こる可能性があります。そのため、医師の指示なしに大量に摂取することは推奨されません。
安全性と規制: 一部の国では、紅麹製品に対して規制があります。例えば、赤麹米から作られたサプリメントが健康被害を引き起こす可能性があるため、米国ではFDA(食品医薬品局)が赤麹米に関する規制を設けています。
他の医薬品との相互作用: 紅麹に含まれる成分が、他の薬と相互作用する可能性があります。例えば、赤麹米に含まれる成分は、スタチン系の薬と同様の作用を持つため、併用すると副作用が増幅される可能性があります。
2014年には内閣府から注意喚起が出ています。
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紅麹は古くから食品の着色料として使われていて、その色素自体には危険性は高くありません。
今回のモノだけ毒性の強いものが混入したのか明らかにはなっていません。
問題は今回のサプリメントなので、もし摂取した人で尿が出にくくなったり、体がむくんだりするような症状があれば、すぐに使用をやめ、医療機関を受診した方が良いです。
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飲み物の方がいいですね。栄養豊富の発酵、甘酒
サプリメント全般のデメリット
サプリメント、とくに錠剤全般でいうデメリットもあります。これは薬にも当てはまると思います。
サプリメントが内臓に負担をかける可能性があります。
肝臓への負担: 肝臓は、体内で摂取された物質を代謝・分解する役割を果たします。一部のサプリメントには、肝臓に負担をかける可能性がある成分が含まれています。特に、高用量のビタミンやミネラル、薬用植物などは、肝機能に影響を与えることが報告されています。
腎臓への負担: 腎臓は、体内の老廃物や余分な物質をろ過して排泄する役割を果たします。一部のサプリメントやその成分は、腎臓に負担をかける可能性があります。例えば、高濃度のビタミンCや亜鉛などは、過剰摂取すると腎臓結石のリスクを増加させることがあります。
消化器系への負担: サプリメントの一部は、胃や腸などの消化器系に負担をかける可能性があります。特に、高用量の鉄やマグネシウムなどのミネラルは、胃腸の刺激や消化不良を引き起こすことがあります。
内臓脂肪増加: 一部のサプリメントには、内臓脂肪の増加を促す可能性がある成分が含まれています。これは、肝臓や膵臓などの内臓器官に負担をかけ、メタボリックシンドロームや心血管疾患などのリスクを増加させることがあります。
ビタミン系をはじめ、サプリメントで病氣の予防や健康促進を図ったものの、思った効果が得られなかったというのがサプリ先進国アメリカの結果です。
逆にドイツでは、病氣患者の減少、医療費の削減に成功しています。最低限の補給するなら何にするかという時代になりそうですね。ドイツにならってケイ素(シリカ)が細胞レベルで元氣にさせてくれるので良いかもしれません。
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<小林製薬の通信販売を通じてご購入のお客様>
対象製品:紅麹コレステヘルプ 15日分・30日分
小林製薬通信販売 紅麹健康相談受付センター
電話番号:0120‐58‐5090
受付時間:9時~17時(土日・祝日は除く)
※4月末までは土日・祝日も対応いたします。
インターネットからのお問い合わせ:https://www2.kobayashi.co.jp/inquire/
<ドラッグストアなどの店舗やECサイトにてご購入のお客様>
対象製品:紅麹コレステヘルプ 20日分、ナイシヘルプ+コレステロール、ナットウキナーゼさらさら粒GOLD
小林製薬 紅麹健康相談受付センター
2024年3月22日(金)17時より開始予定です。
電話番号:3月22日~26日 0120‐5884‐12、3月27日以降 0120‐880‐220
受付時間:9時~17時(土日・祝日は除く)
※4月末までは土日・祝日も対応いたします。
広がりは?!
小林製薬によりますと、今回、該当する健康食品に使っている紅麹原料の供給先は52社に上り、このうちの複数の卸売業者を通じてさらに別の企業に販売されているということです。
このため回収の規模がさらに広がるとみて販売先や回収状況について確認を急いでいます。
ご確認、ご注意くださいませ。
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