今週の趣味(映画)
フェラーリ
名作フォードVSフェラーリを作ったマイケル・マン監督
遂にフェラーリ創業者の映画を作って来た。
エンツォ・フェラーリが社運をかけたレースに挑みつつも、
奥さんと愛人の二人の女性を不幸にする話。
映画自体は1957年のレースを中心に描いているので、
長生きしたフェラーリ氏の人生のほんの一部しか描いていない。
なのでシナリオ自体は途中で始まって途中で終わった感がある。
名作…とまでは自分は思えなかったけど、素晴らしいシーンが随所に有ったので観て良かった。
まずレースシーンは音響もスピード感も最高の出来で、
試走から本番まで全て見所と言って良い。
映画自体家庭描写が半分を占める上に、
終始重たい愛憎劇なのでそういう意味でもレースシーンは救い。
終盤はグロ注意だけど家庭描写のが観ててキツイから関係ない。
その愛憎劇の方はなんというか…妻ラウラ役の人の演技が凄い。
息子に先立たれ、夫との関係は冷え切って完全に家庭崩壊。
そんな中で、あるきっかけから夫の愛人の存在
更に新しい子供(男の子)を作って幸せなセカンドハウス生活をしていると知る。
知った全てを夫にぶちまける前の夜
暗い自宅で夫と息子の三人で仲睦まじく過ごしていた頃を回想する時の
あまりにも辛く、察するに余りある表情
回想中の三人の屈託のない笑顔と立ち振る舞い。
間違いなくかつてのエンツォとラウラは愛し合っていたのだと、
幸せな日々は有ったのだと理解した上での”今”との落差。
この映画のハイライトはあのシーンだと思う。
デッドプールVSウルヴァリン
こっちは先週見たやつ
1・2とめっちゃ面白かったデップー新作
フライング公開するって事で仕事なんてしてる場合じゃねぇ
半休使って嫁さんと7/24公開日に観てきました
コラボ作品なので比較するのは野暮なんだが、
100点・120点の過去作と比べて85点位だったかなぁって印象
めっちゃ面白いけど色んな作品知ってるとより面白いよね!
だった1・2と比べて
色んな作品知らないと楽しめないよ!って感じの最近のマーベル作品になっちゃった。
ブレイドの人とか久しぶりに見れて面白かったけどね。
客演よりデップーとウルヴァリンの活躍をもっと見たかった。