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真鶴の小鯵と霞ヶ浦の白魚

ほどよく暑い朝が気持ちがいい。
昨夜は夜よく眠れた。

朝飯は残り物で

キャベツの漬物
生炊き白魚
ツルムラサキとオクラの花と大豆ミートの炒めもの
ミニトマトと蒸しサツマイモのサラダ
真鶴の小鯵の一夜干し
海藻の味噌汁

玄米には山形風ダシとツルムラサキの叩き、
卵黄。

生炊き白魚(シラウオ)はそれ程遠くない
霞ヶ浦の産のもので伝統的な漁法で収穫される
九州地方でなまで丸呑みされるシロウオ(ハゼの仲間)とは違いキュウリウオ(シシャモとかも)の仲間で種類が違う。


美しさと希少性からダイヤモンド(言い過ぎ)と言われるそうだが、これが飯の友にいい。

真鶴の小鯵の一夜干しは思い切って手に入れた。
高島屋の真鶴コーナーでサバを試食していて
どうだいうまいかい?と言われ
(ノルウェー産のも脂乗ってるけど)
わたし真鶴で釣りをするもので、
というと愛想笑いをやめて「これにしな」
と海の男の顔になったおじさん。
正真正銘の真鶴産で小田原(早川)漁港あがり。
男の顔と、釣り人にもわかる質の高さに
負けて(勝って?)もらった。八枚千円。
「焼き時間は五分。それ以上も以下もダメ」


買いたてのオーブンできっちり5分。
参った。
軽い、典雅としかいいようがない。
成長の前に止められた、凝縮された若さ。
目を閉じると色が見えるような香りが
あっという間に消えていくだけの、味。
アジが美味いからアジという、
は伊達ではない。

魚が生きるということに思いを馳せると
白魚も鯵も驚嘆と感謝をせざるを得ない。

台所の冒険終了。
食べながら昼飯の献立も決まった。

今日はリハいって、
夜は阿佐ヶ谷でライブです。
気軽な気持ちでぜひどうぞ。
http://www.bloc.jp/daysuke/

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