
「正義」は快感?
当たり前のように存在していたもの
当たり前のように見ることができたもの。
最近、世の中からそうしたものが少しずつ去っていくのを感じます。つくづく寂しいなあと。
「正義」という狂気であり凶器が、今日もSNSを百鬼夜行の如く闊歩していて、もう魑魅魍魎です。カオスです。恐ろしいです。
人の考えは色々あって面白いなあと思いつつも、とりあえず好きな情報、必要な情報以外なるべく遮断しているこの頃。
脳科学でいうと、「正義感」というのは、ドーパミン作用で私たちに快感をもたらすのだそう。
そうかもなあ。水戸黄門なんてその最たるものかもしれない。勧善懲悪。
もちろん、生きていれば「それ、どうなの?」と思うことは私もありますけれども。それでも武器を手に取るかどうかは一旦「待てぃ」しています。
ましてや、自分とは無関係の話なら尚更のこと、正義の刃は必要ないです。時間の無駄。
「私は、完璧ではない」
これは絶対的事項です。
これまでの人生において大なり小なり、失敗や間違いは起こすもの。そんな中、周りの温かさに守られ、助けられ、最終的には許してもらってるんです。
それを忘れてしまったら、私たちは人として大切な何かを失うような気がします。
私も気をつけないと。