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就活対策 ロードマップ

この記事では、就活の役に立つような
考え方や対策の方法、実際のフローなどを
ステップを踏んでお話ししたいと思います。

✔︎筆者の実績
・OB訪問150人以上
・8社ESを提出し全社内定
 大手総合商社5社、
 味の素、キーエンス、JXTG
・6/1には第一志望から内定を頂く
・入社後、毎年3人面接の対策に徹底的に付き合うと決めており過去5年間その3人は全員第一志望内定取得に至る

✔︎こんな人におすすめ
・そもそも何からすればいいのか分からない
・自己分析のやり方に自信がない
・OB訪問のアポや話すことが分からない
・ES、面談の対策が知りたい
・就活全般の心得が知りたい

就活のフロー

人によって違うと言ってしまうとそれまでなので、ここでは一般的な就活の全体的なフローをお話しします。
ざっくりロードマップを記載しますが、詳しくは全て後程解説します。

✔︎大学3年の12月頃まで
 
 自己分析一本。
 具体的なやり方は後述しますが
 比較的時間のあるうちに、
 自己分析を行い、自分の将来の
 方向性を決めておく。
 これが一番大切だと思ってます。

✔︎大学3年の1月から2月まで

 OB訪問と試験対策。
 試験の種類は企業によって違うが
 主に用いられているのがSPI、CAB、GAB。

✔︎大学3年の3月

 ESに専念

✔︎大学4年の4〜5月

 面接対策

✔︎大学4年の6月〜

 本面接

①徹底的な自己分析(〜3年生の12月)

この時期まではひたすら自己分析をしてください。
前述しましたが、自己分析が一番大切です。
別に就活がゴールではないので、筆者は社会人になった後もひたすら自己分析を続けて、自分の生き方を日々見つめ直しています。

とは言っても、「自己分析」と聞いて、じゃあ何をどうすればいいのかそこで皆さん迷子になってしまうケースが多いように感じます。
これから自己分析の具大的なやり方を説明しますが、以下の流れに従って考えれば大きくずれることはないので是非活用してください。

また就活はあくまでも人生の通過点に過ぎないです。内定をゴールとするのではなく自分の望む人生を送るための手段として取り組めば道から大きく外れることは無いと思います!

✔︎将来・過去・現在からのアプローチ
この3つの観点から考えていけば、どんな人でも大きく間違った選択することはないと思います。
大事なのは見栄とか他者からの評価を気にせずに自分の心を見つめなおして本当の気持ちが何なのかを引き出すことです。
それでは順に解説していきます。

✔︎人生のロードマップを描いて逆算する(将来)

まずは、紙とペンを用意して以下の項目を書き出しましょう。

65歳〜
 ・どういう人間になっていたいか
 ・老後はどういう生活をしたいか
 ・その為にはいくらの資産が必要か

40〜65歳
 ・65歳〜でたてた目標を達成するには
  この段階でどうなっていればいいのか

23〜40歳
 ・40〜65歳で上記の理想の状態になる為
  にはどうなっていればいいのか
 ・結婚のタイミングは?

ここで大事なのは、自分がどうなっていたいかを徹底的にイメージすることです。
例えば、結婚のタイミングを25歳と望んでいても他者をコントロールすることは不可能なので、25歳に結婚ができるように社会人1、2年目は出会いの多い東京に身を置きたい、と言ったようにあくまでも自分自身にフォーカスしてアクションプランを検討するべきです。

お金に関しても同じで老後理想の暮らしをする為にはいくら資産を持っておく必要があるのか、その為にはいくら稼がないといけないのかまで考えておきましょう。
一人で年間使う金額は大体200〜300万円程です。
4人家族だと×4倍です。
家や車、結婚式などライフイベント毎に出費もあるのでそれも考えるとやはり出来るだけ年収を高くしておくと後々有利にキャリアパス/人生を進めることができます。

✔︎人生を振り返る(過去)

将来像をイメージした後は、今までの人生を振り返り、同じく紙に書きだしていきましょう。

・人生の折れ線グラフを作ってみる
・何を楽しい嬉しいと感じたか
・何が嫌だったか
・向き不向きは
・小、中、高、大学それぞれの振り返り
・過去から考えて自分がどういう人間か

最後の過去を振り返って自分がどういう人間かを考えるのが一番大切です。
それまでの項目はこれを考えるための材料に過ぎません。

まずは人生の折れ線グラフを作ってどういう人生だったのか大枠をまとめてください。
その後上下した要因を分析してください。

多分、頑張った時期や頑張れなかった時期とかが出てくると思いますが、じゃあなぜ頑張れたのか?など理由を考えていくと自然と自分の心と向き合えてくると思います。

✔︎状況の整理(現在)

将来と過去のアプローチが終わったら
その情報を元に現在の状況を整理しましょう。

・将来アプローチから目標の確認
・過去アプローチから自分への理解を深める
・現在の状況から選択肢を考える

一つ目二つ目は前述のとおりですが
現在の状況から選択肢を考えるというのは、
ステータスや学力、人脈など目標達成に向けて今あるものを確認しましょう。
もし行きたい会社と現在の状況にあまりに乖離があるようならそれを埋めるべく努力をしていくべきです。

繰り返しになりますが就活はあくまでも人生の通過点です。
自己分析をしっかり行い自分を見つめ直すいい機会なので見栄とか他者からの評価は気にせず自分の正直な気持ちを見つめ直した方が結果的に幸せな人生を送れると思います。

②OB訪問とテスト対策(3年の1〜2月)

自己分析が一番大事なので熱く語りましたが、
その次のステップはOB訪問とテスト対策です。

✔︎OB訪問

まずOB訪問ですが、企業によってはOB訪問が評価されているところもあるのでその意識を持って臨んでください。

またOB訪問は、企業への理解を深める場面接の練習の場の2つ使い分けができると思います。
この時期に関しては企業への理解を深める場としてOB訪問を活用しましょう。
私は若い社員、中堅社員によって質問を変えていました。
若い写真には就活のフローやテクニック、若手の実際の業務内容を聞いて、中堅社員には仕事内容やビジネスモデル、仕事の楽しさ辛さを質問していました。

✔︎テスト対策

企業によって採用するテストが違いますがどれもやることは一緒です。
まずは参考書を購入しましょう。
十分に勉強できたら実際にテストを受けてみましょう。

この際に注意しておくのがいきなり本命の企業の試験を受けずに関心度の低い企業に申込みそこの試験を受けましょう。

こういった類いの試験は試験結果が発表されないことが多いので、何度も上記のやり方で試験を受けて手応えがあった回の試験結果を本名企業にも使い回しましょう。

例えばSPIであればA社で受けた最新の試験をB社、C社にも転用できます。
ただその後D社で再度SPIを受験するとA社の試験結果が転用できず、D社の試験結果のみ転用可能となりますので、その点は注意が必要です。

③ESに専念(3年の3月頃)

この頃になると、ESの提出が始まります。
企業のHPにてエントリーを行い、ESの提出並びに試験の申込or試験結果の提出を行います。
出来るだけ多くの企業にエントリーしておくのが王道です。
※エントリー締め切り後は申込が不可になるのでご注意を。

ESのポイントとしては
・質問に的確に端的に答えること
・1行目は結論、理由や補足は2行目以降
・面接で何を話すかを逆算して書くこと
・相手に質問させるような隙を作ること

これさえ網羅していれば大きく外れることは無いと思います。

まずは面接で自分が伝えたいこと、自分がどういう人間でどういう価値観・考え方をしているのかを考えます。
その中で伝えたいこと、それが例えばリーダーシップやどんな苦しい環境下でも努力できることだとすれば、質問に対する答えの中でそのエピソードを補足説明・裏付けの説明として使いましょう。

後は端的、かつ、的確に質問に答え、加えて相手に質問させる隙を作って書くだけです。

隙の作り方は上級テクですが簡単な例を出すと
「戦略的に組織運営を行なった結果、当校史上初の全国優勝を果たしました。」
と伝えると、戦略的って具体的には?って自分のまいた種で話を広げることができます。

こんな感じでところどころに種をまき
ESで全部を説明しようとせず、面接を想定しながら隙を作ることで、自分にとって有利に話を進めることができます。

ESはあくまでも通過点です。
就活での一番ポイントは面接です。
最初から面接にフォーカスしてESにも臨みましょう。

④面接対策(4年の4〜5月)

ES通過の合否連絡は大体5月末くらいに来ます。
一部の企業では、先行して面接を進めたり、リクルーターからの囲い込みがあったりしますが、とは言ってもESと試験を提出したら、しばらくはやることはありません。
なのでこの時期は面接に向けて対策を行いましょう。

面接対策ですが、有効なのはOB訪問です。
前述した通りで、OB訪問の活用方法の二つ目で、面接練習の対策の場として活用しましょう。
やはり社会人と学生では視点が大きく変わるので社会人のアドバイスを、できれば行きたい会社の人からアドバイスを貰いながら対策するのがオススメです。

また、色んな人にOB訪問にいくことも大事ですが、何度も同じ人に面接練習を付き合って貰うことも大事です。

正直社会人からしたら日々OB訪問の依頼が来る中でOne of them の学生に過ぎませんが、何度も依頼してくる学生はそうそういないので印象に残りますし、なによりも情が湧きます。
その分丁寧にアドバイスしようと思うので、自分の本気度合いを見せることで社会人をモチベートしてみてください。

⑤本面接(4年の6月〜)

6月からはいよいよ本面接です。
大体1、2週間程で内定が決まるイメージです。

面接は、3次面接までとしているところが多いですが、次第に年次の高い社員が出てきます。

緊張し過ぎず、今まで行った準備の成果を発揮しましょう。

まず面接で見られているのが
受験者の人柄、考え方、価値観、社風と合うか、入社後会社に貢献できそうかといった部分です。
これらを意識してしっかりと自分をアピールしましょう。

以下が面接時でのポイントになります。

・自己紹介
・端的に的確に答える
・面接を誘導する
・分かりやすく
・臨機応変に

まずは自己紹介です。
どんな面接も自己紹介から始まりますがここで面接の流れを操作することが大事です。

ESと同じように、最初の自己紹介で出来るだけ話題の種まきをしておいて自分への興味を高めるような話し方をしましょう。自然と質問を飛び交い会話の流れをリードすることができます。

例えば、
○○大学○○学部の佐藤健二と申します。
○○部に所属していて200名規模の組織のキャプテンを務めてます。
ゼミでは○○について研究しています。
実は日本とアメリカのハーフで、アメリカで生まれました。
本日はよろしくお願いします。

上記のように様々な話題を用意してあげることで面接官に話題を選ばせてあげるようなイメージで話すと、どんな面接官が相手でも誘導しやすくなると思います。

筆者の場合は、面接官からの自己紹介が先にあり、OB訪問でお会いした方と同じ部署の面接官だと分かったので、
「OB訪問では御社の○○部の○○さんとお話しして○○さんに憧れて志望させて頂きました」と自己紹介で話したところ、その話で盛り上がりその後も有利に面接を進められました。

また、面接でよくあるのが自分の用意した話したいことを伝えたいあまり、質問にちゃんと答えていないということです。

質問に的確に答えること。
当たり前ですが、これができていない人が結構多いです。

質問には結論ファーストで答えて、補足説明で初対面の相手にも分かるようストーリー立ててわかりやすく話しましょう。

またこれも繰り返しになりますが、
自分が伝えたいことをまず第一に考えます。
その次にそれを裏付けるエピソード、実体験を複数用意してストーリーにして伝えます。
面接はこれだけです。

面接はコンテンツ(内容)×デリバリー(伝える力)です。どんなにもコンテンツが良くてもデリバリーが0だったら何も伝わりません。

恐らく誰もがコンテンツはあるはずです。
それにコンテンツは変えようと思ってそう簡単に変えられるものでも無いです。
なので面接対策では、デリバリーの力を上げることがポイントになります。

その手段として有効なのがOB訪問です。
この点に関してはいくら本を読んだところでどうにかなるもこでは無いので自分で試行錯誤しながら実践してみる必要があります。

✔︎最後に

長々と書いてしまいましたが、就活はあくまでも人生の通過点です。
本当のゴールを見失わずに、手段としての就活としてこの記事を活用して頂けると嬉しいです!

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