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【使える!伝わる!英語でひと言!Vol. 12】

英語で伝えるのが難しいとか、苦手だからと敬遠している方がいたら、まずはそんな「思い込み」を解き放って頂きたい。意外と知っている単語だけでシンプルに伝えることができるものです。知らないのは「使い方」。仕事のなかで、プライベートで、さっと使えて伝わるひと言を紹介します。

★今日のひと言★

Wishing you all the best in 2022!
2022年が最高によい年でありますように!

年末年始のご挨拶の時期となりました。年明け前なら「よいお年を」で、年が明ければ「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」が定番です。仕事でお世話になっている方に、メールでひと言付け加えた
りしますね。日本の方だけでなく、外国の方と英語でやり取りする場合もあるでしょう。知っていれば付け加えるけど、知らないと何も書けない、なんてことはありませんか?是非、心温まる言葉を添えてみて下さい。

『今日のひと言』は、”in 2022” を除けば 

Wishing you all the best.
「ご健闘をお析りします」

という意味になりますので、進学や就職・異動などの新たな門出に、また誕生日にと、様々なシチュエーションで応用が利きます。
Good luck! よりもやや丁寧で、覚えておくと便利な挨拶です。

《年末年始の挨拶いろいろ》
日本語のように、年明け前後で言い方を変える必要はありません。12月でも1月でも、 happy new year の挨拶ができます。書面なら Wishing you でも、Weまたは I (私)+ wish youと始めても構いませんが、口頭なら
We や I などで始めます。

Wishは「願う」という動詞ですが、 wishes「願い」と名詞の複数形で使うこともできま
す。結果は期待せず、相手または自分を思って「願っています、祈っています」という意味です。

(1)“ Happy New Year"もなんだか単純なので
We wish you a Happy New Year.
よい新年でありますよう、お祈りしております。


(2)(来年は)勝負!という方に
I wish you great success (in the coming year).
(来年は)大成功となりますようお祈りします。


success「成功」という言葉はよく使われ、新たな門出にはなむけの言葉として使えます。また下線部を、

good health「健康」
でご高齢の方や病気がちな方に、 

happiness「幸せ」
で結婚される方に使えます。

(3)療養中の方に
I hope you will get well soon.
早く良くなりますように。


hope「期待する」は実現できそうな結果を期待しています。ここでwishを使うと良くならないことがわかっているようにも聞こえるのでご注意を。

(4)プレゼントやお土産を渡す時に添える言葉です
I hope you will like it.
気に入って頂けるといいのですが。


「つまらないものですが…」では相手をがっかりさせてしまいます。喜ばせようと選んだものなら気に入って頂きたいですね。

受取った方は 
May I open it?「開けてもよろしいですか?」

と言って、もらったその場で中を確認し、
喜びを表現しましょう。たとえ好みでなくても、そこは大人の対応を。

(5) happy new year 以外の言い方で、2022年に期待を込めます
Wishing you a bright 2022 from us!
明るい2022年になりますよう私達もお祈りしております!


happy「幸せな」の他、 
bright「明るい」、 
wonderfu」「素晴らしい」 
successful「成功の」 、
great「素敵な」
等々、

相手を喜ばせる言葉は状況や気持ちに合わせてどんどん使って下さいね。

(6) wishes for~で、Wishを名詞として使います。
Happy holidays and best wishes for a wonderful new year!
楽しい休暇を、そして素晴らしい新年になりますようお祈りしております。

(7)感謝の意とともに
We appreciate your cooperation and wish you the best in the year to come.
ご協力に感謝しますとともに、来年のご健闘をお祈りします。


ビジネスで使えるフレーズもネット上に沢山載っているので、ご自身にピンとくるものがあれば活用してみて下さい。

《Merry Christmasじゃないの?》
海外へは年賀状じゃなくてクリスマスカードと思っていませんか? 確かに、年始の葉書よりも年末のカードが多いのは事実です。ビジネス上の挨拶としても送ることもあります。

しかし多民族多文化の国では、クリスマスなどの特定の宗教行事を職場や学校に持ち出すことはタブーとされていることが多く、 Merry Christmasは入れない方が無難です。

日本のように宗教や思想とは関係なくクリスマスやハロウィーンをイベントとして楽しむ国はついはしゃいでしまいますが、イスラム教徒の多いアジアや中東アフリカの国々、ユダヤ、ヒンズー、仏教以外にも様々な思想が自由に認められる欧米では、他の宗教に関する挨拶は無礼になることがあります。

日本の店頭で売られているきれいなカードも、昔(私が若かった30年位前)は

" Merry Christmas and a Happy New Year!"

が多かったのですが、最近は宗教に関係のない表現がされているか、何も書かれていないものが多くなりました。参考にお手にとってみて下さい。

今はネット上でも色々なカードやイラスト付きメッセージが送れますね。誰かに自分のひと言を添えて、送ってみてはいかがでしょう。気持ちがグッと伝わります。

お国によって冬の holidayは早い人なら12月半ば過ぎから取り始めるので、海外との仕事納めはお早めに。(私は仕事柄、これがとても重要!) しかし新年は早々に始まります。正月三が日が休みなのは日本の習慣です。

by あきりんご🍎



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