2022年4月4日のTOKYO854の放送内容です|Blooming Days -日々是好日-|倉嶋桃子
みなさん、こんにちは。倉嶋桃子です。
先日あるリスナーさんのInstagramで、「第3回 川越花手水フォトコンテスト」に参加する為、川越の街中を散策した内容をUPされていました。
そのイベント情報がのっている新聞記事を見てみると、フォトコンテストはインスタグラムを使用し、参加方法は、インスタグラムでイベント参加店のうち、最明寺(川越市小ケ谷)、彩乃菓(連雀町1)、Sunny Side Terrace(幸町3)、百足屋(松江町2)、川越八幡宮(南通町)のアカウントをフォロー。参加店で撮影した花手水の写真をハッシュタグ「#川越花手水フォトコンテスト」を付けて投稿するというもので、入賞者には各賞の賞品が用意されているとのことです。
コンテストの期間は、3/5から5/8までで、入賞者の発表は5/22。
フォトコンテストを主催する最明寺(さいみょうじ)副住職の千田明寛さんは「明るい話題が少ない中で、参拝に来た人へ密にならず癒やしを届けたいと思いが込められている。今では神社仏閣のみならず、さまざまな場所で展開されている花手水をぜひ楽しんでいただきたい」と語っているようです。
て、このイベントの中にある「花手水」という言葉、「はなちょうず」と読みます。
「花手水」とは、昔は参拝前に手や口をすすいで、身を清める井戸や参詣者が手や口をゆすぎ清める施設「手水舎(ちょうずや)」が手軽に利用できなかった際、お花や草木についた朝露を身につけて体を清めたり、手をこすって清めてからお参りする習慣のことを指す言葉ですが、現在は別な意味で「花手水」が話題となっているとか。
最近注目されるようになった「花手水」は、新型コロナウイルスの感染を防ぐ目的で、柄杓の共用だけでなく、手水そのものの使用を控える寺社が多くなったため、使っていない手水舎や手水鉢(ちょうずばち)を色とりどりの花を浮かべて飾るというもので、元祖は京都の柳谷観音(やなぎだにかんのん) 立願山 楊谷寺(りゅうがんざん ようこくじ) と言われています。
楊谷寺関係者によると、
「歴史と四季を感じられる聖地にしたい、不安な現代にご利益と共に五感を通じて心に平安を、との思いから2015年のあじさいまつりより諸所に生花を添えて行ってきた」とのこと。
今では「花手水」と言えば、このような花を浮かべた手水鉢や手水舎を指すものが定着し、SNSなどでも多くの方がその様子を写真に撮ってUPし思い思いに楽しんでいるようです。
季節がだんだんと進み、お散歩するにはいい季節になってきましたので、「花手水」を設けている神社や寺院に参拝し、気持ちを新たに新年度を迎えてみるというのはいかがでしょうか?
さて、4月4日のTOKYO854では、4/4は「どら焼きの日」ということで、メインテーマは「どら焼き」、そして、やたらと商品知識が豊富な店員がいる「スーパーくらしま」、毎週土曜日にyoutube東映時代劇チャンネルで更新される銭形平次の次週予告をヒントに、来週の筋書きと下手人を当てるという「下手人は誰だ」など、新コーナーを盛り込んでお送り致しました。
本日の放送
番組内のトークの合間に挿入された楽曲は、Spotifyのプレミアムプランのユーザーであればフル再生、無料プランのユーザーは30秒まで聴く事が可能です。また、スマートフォンもしくはデスクトップアプリからのみ再生が可能です。ブラウザでお聴きになりたい方はプレリストをおためしください。
本日のプレイリスト
皆様からのメッセージをお待ちしております
番組では皆様からのメッセージをお待ちしております。
番組で取り上げた内容のご感想など、ぜひお聞かせください。
番組の構成上、時間の都合でリクエスト曲にはお応えできない場合がございますが、なにとぞご容赦ください。
今週も皆様にとって素敵な1週間になりますように。
参考資料
川越で花手水イベント フォトコンテストとキーワードラリー同時開催 - 川越経済新聞
https://kawagoe.keizai.biz/headline/1051/
花を浮かべた「花手水」。手水ができない今だからこそ - ねとらぼ
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2008/10/news004.html
花手水 - かわいい京都
https://kawaii-kyoto.net/flower/hanatesui/
手水 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%8B%E6%B0%B4