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社労士試験合格まで

私にとっての資格試験とは

さて、行政書士、宅建士と資格を取得し、すっかり資格試験の魅力(沼ともいう)にハマってしまった私が、次に目指したのは社労士資格でした。

振り返ってみると、資格の勉強は、私にとって自分を取り戻す貴重な時間でした。家事や育児に追われる日々の中、勉強に集中することで、奥さんでもなくお母さんでもない、ただの自分自身の成長を実感できたからです。試験合格という明確な目標に向かって努力し、達成感を味わう経験は、自己肯定感を高めることにつながりました。

正直に言うと、当初は「社会に貢献したい」という高い志があったわけではありません。むしろ、自分自身の価値を認めたいという、内向きの気持ちが強かったのかもしれません。

社労士試験に挑戦

話がそれましたが、宅建士試験に合格した10月、勢いで社労士試験に挑戦することを決意しました。しかし、独学で合格するのは難しいと感じ、予備校選びからスタートです。地方在住で子供がいたため、大手予備校に通うのは現実的ではありませんでした。そこで、費用対効果を考え、スタディングの通信講座を選びました。

スタディングの無料動画は、難しい内容もわかりやすく解説してくれていたので、独学よりも効率的に知識を吸収することができました。図解が多かったおかげで、視覚的に記憶に残る部分も多く、復習もスムーズに進めることができました。

限られた時間の中での挑戦

家事や育児、仕事の合間を縫っての勉強は、主に朝に行っていました。家族が起きる前に、動画を見たり過去問を解いたり。コツコツと、愚直に勉強を続けていました。

今でこそSNSで多くの社労士の仲間と交流していますが、当時はSNS内の勉強仲間の存在すら知りませんでした。情報が少ない環境でしたが、それが逆に良かったのかもしれません。スタディングの教材と先生の講義に集中し、ひたすら過去問を解く。そんなオーソドックスな勉強法で、初年度に合格できたことは、今でも私の自信に繋がっています。

合格体験記は、スタディングさんのウェブサイトで公開されていますので、よろしければご覧ください。誰かの何かのお役にたてば幸いです。


受験を振り返って

振り返ると、家事や育児の手は抜かないことを自分に課しての受験勉強でした。特に、試験が8月ということもあり、夏休みには遊びたい盛りの息子に寂しい思いをさせてしまったかな、と今でも思います。

仕事もしたい、子供との時間も大切にしたい。そんな風に悩むお母さんって、きっとたくさんいると思うんです。私も、遊びたい盛りの息子との時間を削り、勉強に没頭する日々の中で、葛藤を感じないわけではありませんでした。

しかし、ちょうど息子がピアノコンクールに向けて頑張っていた時期と重なったこともあり、一緒に頑張ろうね、と励ましあえたのは良かった、と感じています。息子がピアノコンクールで緊張しながらもステージで演奏し、見事入選を勝ち取った姿を見て、私も自分の目標に向かって頑張らなきゃ!と改めて思いました。親子で目標に向かって努力する経験は、私たちにとってかけがえのない時間となりました。

資格取得を通して、私は自分自身の可能性を信じることができるようになりました。そして、家族との絆も深めることができました。ここからが本当のスタート。これからは社労士として社会に貢献できるよう、日々精進していきたいと思います。

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