想像力で世界旅行!
皆さんには、「いつか行ってみたいと思う場所は?」と尋ねられて思い浮かぶ場所が幾つあるだろうか?今回のかきあつめテーマは「一度は行ってみたいあの場所」である。これを機にリストアップしてみたら、沢山あることが分かった。
国外ならニュージーランドのマウント・クックという山で星空を思う存分眺めたいし、ミルフォード・サウンドというフィヨルドをクルーズしてみたい。カナダのイエローナイフでオーロラが観たいし、ナイアガラの滝の壮大さを体感したい。バンクーバー国立公園で自転車を走らせ風を感じたい。そして、夕日沈みゆく海を眺めながら「いやー気持ちいいな!」とのんびりと深呼吸をするのだ。それから、アメリカのニューヨーク近代美術館でアンリ・ルソーの『夢』という作品を観てみたいし、グランドキャニオンの朝日を眺める(その景色はまるで「世界に彩(いろ)が生まれる瞬間のよう」なんですって!ロマンチック!)のと、セドナのパワースポットで思いっきりヨガをしてみたい(なんかすごそうでしょ?)。夢は広がるばかりで、まだまだあるけれど、これくらいにしておく。だって、話が始まらないから!
だけど……何の制約もないのなら、世界一周旅行に行ってみたい。まだ見ぬ世界を見てみたいという、胸の奥底に眠る好奇心からふつふつと沸き起こってくる冒険者精神みたいなものがある。ああ、手軽に世界旅行に出かけられる方法はないかしら。できればドラえもんの「どこでもドア」でかいつまんで効率的に回りたい。もっと言うと面倒くさがりな私としては、家にいながらがいい。ではどうするか……私に良い考えがあります!まずは旅の準備から始めましょう!
~旅の持ち物チェックリスト~
✔ 想像力(必須)
✔ ワクワクした気持ち(必須)
✔ 温かい飲み物(あれば最高)
準備は整いましたか?それでは、こちらの本を開きましょう。これであなたも家にいながら世界旅行!Let's go to the journey!!
『マップス 愛蔵版 新・世界図絵』 アレクサンドラ・ミジェリンスカ&ダニエル・ミジェリンスキ (著), 徳間書店児童書編集部 (翻訳)※画像はお借りしました。
こちらは、ポーランド発の地図絵本で、その名の通り世界地図が描かれているのですが、ただの絵本ではございません。世界62ヵ国の地図とその土地で有名な動物や歴史的建造物、人物、食べ物その他諸々を絵で紹介してくれる、眺めるだけで世界旅行気分が味わえてしまう素敵な絵本なのです!
掲載されている国は例えば、アイスランド・スウェーデン・フィンランド・英国・オランダ・ベルギー・ドイツ・スイス・オーストリア・ポーランド・チェコ共和国・フランス・スペイン・イタリア・クロアチア・ルーマニア・ギリシャ・ロシア・ヨルダン・モンゴル・中国・日本・インド・ネパール・タイ・モロッコ・エジプト・ガーナ・タンザニア・ナミビア・南アフリカ共和国・マダガスカル等々……全ての国ではないという点で、厳密に言えば世界一周ではないけれど、そこは気にしないで!
「名前は知っていたけれど、こんな国だったんだ!」「知っているつもりだったけれど、こんな魅力もあったのね!」新たな発見が続々なこと間違いなしです。お値段は税込4,950円(※Amazon調べ)と、買う前に少しひるむけれど、これだけの情報量なら仕方あるまい!と思える感じでした。……お客さん、おひとついかがですか?ご自身へのご褒美や大切な人へのプレゼント用としても素敵だと思いますよ。
ち・な・み・に!世界旅行では飽き足らず、地底探検や海底探検をご希望の方はいらっしゃいますか?さすが、お目が高いですね、もちろんございます。そんなナイスセンスをお持ちのお客様には、こちらをお勧めさせていただきます!ね、ね、面白そうでしょう?
アンダーアース・アンダーウォーター: 地中・水中図絵 (児童書) アレクサンドラ ミジェリンスカ (著), ダニエル ミジェリンスキ (著)※画像はお借りしました
少し話は変わりますが……そのまた昔、フランスのSF小説家であるジュール・ヴェルヌはこんな素敵な言葉を残したそうです。
That people imagine, it is sure people can be realized.(人が想像することは、必ず人が実現できる。)
外出自粛で少し窮屈さを感じているあなたも(私も)、少し肩の力を抜いて想像力で遊びませんか?そして、想像力を駆使して世界旅行と地底探検・水中探検を楽しんだ後は、興味を持った国に、実際に行く計画を練ってみるのはいかがでしょうか?ワクワクしませんか?ワクワクしてきましたよね?
それでは、Have a nice trip!! いってらっしゃーい!!
お付き合いいただきありがとうございました。
編集:アカ ヨシロウ
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