配られたカードで勝負する

「You play with the cards you’re dealt …whatever that means. 」
(配られたカードで勝負するしかないのさ…..それがどういう意味であれ。)

スヌーピーの言葉です。

「ないものねだりよりも、あるものを見よ」、と。

配られたカードで勝負する。この手の中にある自分の魅力を磨き上げ、最大限に活かして生きていけ!ってことなのかな、と解釈しています。

この言葉から思い出したエピソードを書きます。

私は、幼い頃から、お兄ちゃんや従妹のお姉ちゃんに憧れて、あんなふうになりたい...勝手に張り合ってじたばたしてきました。

お手本がある時点で恵まれたことだとは思うのですが、

それが自分で自分を苦しめてきたことも確かです。

手前味噌ですが...

お兄ちゃんは、頭が良くて要領が良い。努力家なのも知っている。(癖はあるけど)話は面白いし、面倒見が良くて、妹想い。助けを求めればすぐに相談に乗ってくれる。そんな人。つまり、尊敬しているし、大好き。

従妹のお姉ちゃんは、ダイナミックで賢くて、欲しいものは何が何でも手に入れる。英語が堪能で、超就職氷河期に、とある企業で初めての女性総合職としてキャリアをスタートした人。格好良くて憧れの人。

その背中をずっと見てきたから、負けず嫌いの私は迷わず追いかける。進学も、就職も、つっかかり、つっかかりしながらも彼らの背中を追いかけてきました。

途中で何度も、「どうしてもっと要領よくできないの?」とか、「どうして女に生まれたんだ?」とか自己肯定感が0どころかマイナスになったこともありますが...

この点に悔いはありません。

だって、彼らのようになりたかったんだもの。

だけど。

私にないものを持っている2人に憧れるあまり、私にしかないものを軽視していました。

私には何もないって。

これこそ、人生最大の勘違い。

あるんです。あるんですよ。

少し周りの声に、素直に耳を傾けてみるとわかるんです。

聞いてみるといいのかもしれない。

「私のいいところって何だと思う?」って。

「自分にとっての当たり前」の中に、決して「当たり前」ではないその人にしかない魅力が隠れている。当たり前だと気が付かないんですよね。

私もまだまだ模索中ですが、長くなりそうなので、今回はこの辺で。

追々書いていきたいと思います。

以上!

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