目的と目標の違い
目的と目標、学校や会社でよく聞く言葉ですが、分かってるようで意外とわかってないような気がしませんか?
例えば、
・今度の期末テスト、国語で90点とるぞ!
・今年の夏までに彼女をつくるぞ!
・今月は営業予算、達成するぞ!
上記って、目的? それとも目標? どっちだと思いますか?
目的と目標について、改めて調べてみました。
目的とは、
手段との相関概念で、広くは事象一般、狭くは人間の行動がそれへの到達またはその実現のために向かうことを予定される目当て、目標、理想をいう。手段と目的の相関性は、たとえば健康は幸福という目的の手段であるが、さらに適当な運動、睡眠、節制などは健康を目的としてその手段となる、ということで説明される。
目標とは、
① ある物事をなし遂げたり、ある地点まで行きついたりするための目印。めあて。〔音訓新聞字引(1876)〕
② 学習指導要領などで、目的よりも一段と具体化されためあてをいう語。
ネットで調べたらいろいろ出てきますね。
個人的には、もっとシンプル考えてもいいんじゃないかなって思ってます。
目的と目標。
分解すると、「的」と「標」。もっとわかりやすくすると、「的」=たどりつきたいところ、「標」=道すじ みたいな感じになりますよね。
そして分かりやすく例えるなら、
① 今年の夏までに彼女をつくるぞ!
=的(たどりつきたいところ)
② そのために毎日5キロランニングして、10kgやせるぞ!
=標(道筋)
みたいな図式になります。
少しは分かりやすくなりましたよね。
つまり「目的」があって「目標」があるわけです。目的という「的」にむけて、何をどう努力(行動)するかという図式になります。ちなみに冒頭にあげた例文は、すべて目的になりますね。
・今度の期末テスト、国語で90点とるぞ!=目的
▶︎そのためにテストまで、毎日1時間、国語の勉強する!=目標
となり、
・今月は営業予算を達成するぞ!=目的
▶︎そのために1日5件、顧客訪問するぞ!
みたいな感じになりますよね!
混同しがちな目的と目標、これからは使い分けていきたいですね。
次回は、目的と手段について少しふれてみます。
これも結構、混同しがちなもので…。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!