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彼とお付き合いを始めた日【2】羨望編

お疲れ様です。随分と間が空いてしまいましたが
お待たせいたしました。

*注意書き
▶︎
忙しい方・気分がハッピーの方
同時にあげる【告白編】を読んでいただいた方がときめきを得れるのでおすすめです。

今回は恋のフレッシュはどこへ…みたいな回です。
羨望・嫉妬・孤独感などのマイナス要素が強いです。


記事を見つけて下さり、ありがとうございます。
またスキ(♡)もして下さった方、ありがとう
ございます!



まだ文章を書くのに慣れていないため、読みづらい所も多くありますが、 お楽しみ下さい❕


今回は、彼と私の恋日記というよりは
私のモダモダ日記ですね(笑)
まぁそれも恋愛の一環と言うことで…。

▶︎最初に記述した通り、結構私の心が折れて
ますので注意です。

簡単に今回のあらすじ

…私は彼と手を繋ぎたいけど、まだそこまで
関係が進んでいない…。
彼から見たら、私はただの友達なの?
けれど、数多に通りすがるカップルは
手を繋いでいて、それが羨ましくて。


私も、彼とああなりたいけど、ah…彼は告白を
してくれないのか…と。しょぼくれてます。


彼は今(執筆時に)、同性の友達と旅行に行って
います。今月の末に私は彼と一緒にお泊りに行くのですが、男性の体力は凄まじいですね…(笑)

さぁ、次(告白編)の幸せ全開のためにも
書き始めます❕

⚫︎2人の歩く速度

初めは歩く速度問題について。

当たり前だが、遊園地は体力的にとても疲れる。
どこもそうだけど、自力で歩かなければならないし…待ち時間は立って並ばなければならない。
園内で乗り物とイルミネーションを楽しむためには、入園券を買うために、お金を遣う。

遊ぶのにも、色々なコストがかかっている。

しかし、それをかけてでも、目的があったり
一緒にいる友達や恋人と楽しみたい、と
(私は)願って体力とお金をそこにかけているが…
私はどこにその価値があるのか、夜ご飯までは
見つけれなかった。

彼はその日を本当に楽しみだった様子で
いつもより歩くのが早かった。それもそのはず
一昨年も去年の春も、'そこに行きたい'と
言っていた。

そして私はといえば…
彼とは反対にその日に限って日々溜めたストレスが、前日辺りからMAXを超えそうで…。
朝にベッドから起き上がるのも、ビキビキと
体が痛くて、朝から体が重かった。

そのためからか。体の奥深くから、"休みたい"と
ずっと言われているようで、製鉄のように
堅い体を動かすだけで、もう精一杯だった。

心身共に最悪のコンディションに
プラス、寒さに負けに負けた体には
急ぐ精神力など皆無で…
彼に追いつけなく、私は置いていかれてしまう。

せっかく彼と一緒にいるのに…
これなら(1人では絶対に行かないが)1人の方が
楽しいかも…と思った。

⚫︎並んでいる最中は、隣にいる彼

歩いている最中に見た、他のアトラクションは
長蛇の列で、何百分待ちと書いていた。
そして私たちが乗ろうとしたアトラクションも
確か2時間・3時間と書かれていた。

「他のアトラクションを見る?」とも聞いた
けど、"他のアトラクションも混んでるよ"と
彼は言ったため、その選択に甘えて、並び続けた。私がそれに乗りたかった。

並んでいる最中は、彼が隣にいるため安心できた。
思えば、12月は何かと余裕がなかったため
何かと荒んでいた、しかし並んでいる時は
ゆっくり進む心地よい穏やかな時間だった。

しかし、私は日常的に時間感覚が希薄なため
待ち時間がどれだけ長くても、気にしない(気にできない)
彼には申し訳ないが…
もうあの時の私には何でも良かった。
彼が隣にいてくれるならそれで良いと思った。

並んでいる最中は、私の行きたい場所・彼が気になっているスポット・近頃あった楽しかった事
彼の大学のサークルの話。まぁ色々話せたけど
なんだかんだ遊園地みたいな所じゃなくて
いつも通り、カフェとかが好きだな〜と思った。

アトラクションには、待ち時間の関係で
それしか乗れなかった。(私の用事の関係で
午前中は予定があり、午後から入場したため)

けれど、やっと順番がきた。
アトラクションに乗っている最中に
何年ぶりだろうというぐらいに昔の彼をふと
感じさせるような、ワクワク心と幼さを内包した笑みを垣間見て、私の心に恍惚とした一筋の光がさした。

何も関係性に動きはないけれど、心が温まる瞬間が集まって、勝手に私は、彼との間に熱りを取り戻せたような気がした。

⚫︎時間を繋ぐための、夜ご飯

そのアトラクションを楽しんだ後も、お腹は
特に空いていなかったが、ご飯を食べよう!と
彼に誘いかけた。私は彼をそう誘わないと
"帰ろっか。"と言われるような気がしていた。
それから私たちはレストランに向かう事にした。

レストランへ向かう道中では、イルミネーションが大々的に行われていて、それを彼とは合わない歩幅で歩きながら、観賞していた。

しかし、疲れていた体には思っていた以上に
夜とはいえ、眩しいネオンからの、ダメージを
受けた。凍える寒さの中、心の中では1人では
抱えきれない量の煩悩に潰されそうだった。

その時の私の体には、月光のように、淡く照らしてくれるような、そんな優しさが欲しかった。

そして、イルミネーションのエリアは
特に周りのカップルが目立ち。
決まって手を繋いでいた。そして寒い冬空の下ー。
冷えた体を寄せ合っていた。

だが、私達の関係性はそこまで到達してない。
それにその時の2人と言えば、いつも以上に
息が合わない。
手を繋いでいない上に彼は、少し先を歩いていく。
それが周りからは浮いているように感じて
いづらかった。

レストランは暖房が効いていて、暖かった。
夜のレストランもやっぱり人は多く
座れないかと思いきや。運良く1席空いたため
ありがたく席を使わせてもらうことに。

いつも食べる物は、同じものを頼むようにして
いたけれど、その時は別注文だったこともあり
珍しく別々のものを食べている事に、一緒にいるようで、遠く感じた彼に無性に悲しくなった。

それに、パスタを受け渡してくれた、店員さんは
とても疲れた顔をしていた。それもそうだろう。人が多すぎるため、足並みが途切れることもなく、水を飲む隙間時間すらないと思う。

私も店員さんからしたら、多すぎる人の中の1人
なのだと思い、夏に辞めたバイトを思い出してはより、心が音を立てて折れた。

泣きそうな気持ちを隠して、(私がどう思おうが
お客さんは途切れてはくれないのだが…)
クリスマスの中、本当に店員さんには
心の中で"ありがとうございます"と思った。

しかし、ネガティヴな私でも、何かを食べると
元気になれる。やっぱりご飯は何かとしっかり
食べないといけないと思った。

ご飯を食べ終わったあとは、私達はレストラン
から出て、刻々と体は冷えたが少しぶらぶらした。
寒いし、アトラクションも終わっていたので
彼は"帰ろう"と言う可能性もあったが…


彼は意外にも、まだ帰る気はなさそうで。
それなら…と思った。

私達はいくつかの出店(ポテトやフランクフルト
などを売っている)エリアに丁度いたため
私はせっかく遊園地に来たし…みたいな
誘惑に負けたのもあり、チョロスを食べることにした。

私達はチュロスの出店を探している最中も
体は冷え続けた。そして、やっと見つける事が
できた。
それほどだったが並ぶことにした。

チュロスを買うために並んでいる最中は
立っている為、とても寒い。
それに確かクリスマスの日は特段寒い日だった。

私はコートとマフラーをしていたが、彼のコーデといえば、冬なのにコートではなく、ウィンドブレーカーみたいなのを着ていて、マフラーも
していないため、かなり薄着だった。
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私は遊園地に行く前に、コンビニで買ったカイロをあげていたのだが、彼は使わなかった。

そのため私が持っていた、貼らないカイロを
出店を探している最中から彼に貸していたが
やっぱり私もそれがないと寒くなってきて
震えてしまう。

そのため、カイロを交換・交換で渡しては
お互いの手の上を、行き来して使っていたのだが
お互い、段々とカイロが無い時の寒さに耐えれなくなってきた。

そして、チュロスを買うために並んでいる最中。
とうとう寒さに負けた。私たちは真ん中に
カイロを挟んで、手を絡ませた。
すると、彼は優しすぎる力で、指を絡ませた。
その時やっと(カイロを理由に)手を繋げた瞬間
だった。
それだけでもう…
今までのモヤモヤを昇華出来るような気がした。

その日はカイロがキーアイテムになってくれた
のだった。

寒い夜の中、私の心は安心感で満たされた。


中途半端ですが、ここで一旦終わります。
ここまで読んで下さりありがとうございます


同時投稿している【告白編】も合わせてお楽しみください☆


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