『考えるな、助けろ。』
なんとも変わったタイトル!
すぐに興味が湧いた。
この本では、やりたいことがわからず悩んでいる若者と、ネットの世界で既に成功しているイケハヤさんが対談をしている。
ハウツー本ではなく、先輩と後輩のちょっとしたお喋りを覗き見しているような感覚の本である。
イケハヤさんの考えが分かりやすく書かれている。
とにかく、できることがあったらやってあげる。
困っている人に解決策を与え、発信し続ける。
情報は「今」しか価値がないから、出し惜しみしない。
惜しみなく貢献する方が成功する。
成功するには人の意見を聞かない。
家族に関係ある最低限のことだけは相談するが、それ以外の決断は自分で。
インフルエンサーになる人は、ただ「面白い」で終わらせない。
例えば本を紹介しても、『良い本だな』と思わせて終わることはない。
それ以上に何か心に刺さるものを残す。
人に注目されるようになったら、摩擦との戦いが始まる。
摩擦と戦いながら自分の企画を進めることで、自分が成長もできる。
SNSを必ず使わなくてはならない訳ではないが、やりたいこと✖️SNSの方が大きくなりやすい。
やりたいことに何かを掛け合わせることで、面白いことが生まれる。
例えば、婚活したかったら
「婚活」✖︎「(いい人が多くお金にガツガツしてないイメージの)ボランティア」✖︎「やってみた!ブログ」などの企画も面白い。
そこにアンチが多くても、やる価値がある。
数年後、どこにいて、何に迷っているかわからないけれど、だからこそ楽しい。
その迷いを楽しむ余裕ができた時に、イケハヤさんのように成功の道が現れてくるのだと思った。