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ロゲイニングって?
私の友人が、先日行われたロゲイニングの様子の動画を見せてくれました。
友人は動画の中でハアハア言いながら林を走り抜け、水の中をザブザブと歩き、そしてアッと言って転んでいました。
とてもじゃないけど私にはできないけれど、どんな競技なのかとても興味が湧きました。
ロゲイニングは、オーストラリア発祥の競技で、主にオーストラリア、アメリカ、カナダなどで盛んに行われています。
_DSC0074ロゲイニングの概要
ロゲイニング(ROGAINING)とは、チームワーク・持久力・戦略・読図力を特徴とする、野外での長距離ナビゲーションスポーツ「The Cross Country Navigation Sport」として1976年にオーストラリアで生まれました。日本では2002年に菅平高原(長野県旧真田町)で開催されたのが最初です。
参加者は、制限時間内に出来るだけ高得点になるようにコントロールを回ることを目指します。自由度の高い競技であり、コントロール位置と得点が設定された地図を基に、制限時間内にできる限り高得点を獲得するルートを自分たちで巡ります。全部のコントロールを回る必要はありません。一般的に、難易度の高いコントロールは高得点になっています。フィニッシュ制限時刻に遅刻すると減点です。
ロゲイニング連盟(IRF)ロゲイニング規則 (2010/6/1更新版)和訳 引用
ロゲイニング オリエンテーリング 行われる場所 山 森、公園
範囲 約20×20km 約3×3km
成績 得点の高さ 時間の短さ
時間 24時間 90分程度
回る順番 参加者の自由 決められた順番
通過チェック 電子カード 電子カード
参加チーム 2~5人 1人
地図 植生の入った地形図 国際規程に則った地図
縮尺 1:25,000~1:50,000 1:15000
移動方法 徒歩、ランニング 徒歩、ランニング
装備 登山装備に近い 荷物は持たない
制限 高度計、電子機器などは不可 高度計、電子機器などは不可
【競技の流れ】
地図の配布
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作戦タイム
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一斉スタート
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競技中~コントロールをまわります
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制限時間内にフィニッシュ~遅刻すると減点
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得点計算
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表彰
ロゲイニングは、自然の中で地図とコンパスを使い、縦横無尽に動き回る競技です。
制限時間内に、地図上に示された競技エリア内の指定コントロールを回ることで、各コントロールごとに定められた得点をどれだけ多く集めるかを競います。コースは指定されておらず、自分で好きなルートを選んで走ります。
地図から地形を読み取る能力、効率的なルートをプランする能力、プラン通りに実際の地形をたどる能力が必要とされます。選手は、アップダウンのある道路~林道~登山道~道なき野山を藪こぎすることさえあります。
ロゲイニングのコントロールには「得点」があり、制限時間内にできるだけ高得点になるようにまわって総得点を競います。まわる順は自由です。
フルロゲイニング(マラソンで言えば42.195km)は、制限時間が24時間と長時間・広範囲です。制限時間を過ぎて帰還すると、超過時間に応じて減点になります。長時間の持久力や、装備についての知識や、セルフレスキューの知識も必要です。
各コントロールには到達の難易度に応じた得点が定義されており、各コントロールに到達することで、その点数を獲得できます。獲得した得点の合計点の多い順に順位がつきます。したがって、どのコントロールをどんな順路で取りにいくかの作戦を立てることが重要になります。当然ながら、コントロールは優勝者でも時間内に全てのコントロールを回ることが難しい程度に多数設置されています
ロゲイニングはチーム戦なので、チーム内での役割分担や意志疎通が勝敗の鍵になる一面もあります。
ロゲイニングで使用する道具は、主催者から渡される地形図とコンパスが最重要です。勿論、走るためのウエアと靴、それに24時間大会なら夜間行動用にヘッドライトが必要になります。加えて、行動中に必要な飲食物をリュックに詰めて背負うことになります。マラソンのような数km毎のエイドステーションはありませんが、12時間以上のロゲイニングでは、ハッシュハウスと呼ばれるエイドステーション的なものが1~数箇所設けられます。
24時間ロゲイニングでは、食事をどうするか(全てを背負って走るか、それともハッシュハウスに食事時間帯に行くようにするか)や、どこでどれだけ仮眠を取るか取らないかなども作戦の重要事項になります。
友人の動画を見て初めて調べてみましたが、頭も体も使って、面白そうだけど辛そう!!でも、達成したら最高の気分になれそうです!
他にも、正式なものではなく、色んなお楽しみ(差別化されたテーマの)ロゲイニングが各地で開催されているようです。
楽しみながら、健康になれるロゲイニング。
体力に自信がある方も、そうでもない方も(私もこの部類です💦)
何か興味があるものから(写真を撮って回るロゲイニング、〇〇を探しに行ロゲイニングなど)まずは簡単なロゲイニングから始めてみるのもありかもしれませんね!!
上記の情報は、松本ロゲイニングhttp://matsumoto-rogaining.jp/%E3%83%AD%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%A8%E3%81%AF/ さんの記事から引用し、お勉強させていただきました。
今回は Saさんの素材を使わせていただきました!ありがとうございます♪