皐月賞２０２１分析（３）ディープモンスター　ヨーホーレイク　レッドベルオーブ　ディープインパクトの息子たち

今日は有力馬　ディープモンスターとディープインパクト産駒を分析
すみれステークス圧勝のディープモンスター
まずレースっぷりをみてみよう

LAP　12.3 - 10.8 - 10.9 - 12.7 - 13.6 - 12.5 - 12.4 - 12.1 - 11.7 - 11.6 - 11.8
スタートで大きくよれるも立て直し　ペースが中間ゆるんだところで差をつめて　向こう正面から徐々に進出。ラスト４F　この馬自身が全て１１秒台でまとめており　ロングスパート型ディープインパクト産駒っぽい。
皐月賞はロングスパート型の好走が目立つレースであり期待できる。

血統は母父Bellamy Road（Danzig系）　母方ノーザンダンサーのクロスを持ちつつもCaro　Bold Rulerを持ち米系が強い血統。母方に米系を持ってくると暴力的な上がりの決め脚を有する産駒ではなく持続する末脚を武器にする

ディープインパクト産駒はここ５年でコントレイル　アルアイン　ディーマジェスティと母方米系の強い馬で３勝をあげており　これも傾向に合致

きになる点はどスローのエリカ賞を負けており、機敏な動きが要求されるレースになると弱そう。

もう１頭の人気馬　ヨーホーレイク
きさらぎ賞でラーゴムに敗れて　少々影が薄くなっている
ではそのきさらぎ賞　今年は中京１８００

13.1 - 11.6 - 12.7 - 12.0 - 11.8 - 11.9 - 12.3 - 11.9 - 11.5 - 12.2

前半が緩かったものの４F目からよどみないLAPが刻み　最後の１Fラーゴムが一杯になりながらも粘りこむ
武豊ジョッキーが脚を測っている感じが漂うが、最後までしっかり伸びて
好感触である。しかしながら本番は岩田(息子）の騎乗。レジェンドと同じことはできない。
それでも母父フレンチデピュティのディープインパクト産駒らしく　斬れる脚はないが最後までしっかり伸びるという傾向通りの走り

もう１頭　レッドベルオーブ
配合がコントレイルに酷似
　母父Unbridled's Songかつ　StormCat持ち　この舞台向かないはずがない

12.9 - 10.9 - 11.2 - 11.6 - 11.5 - 11.4 - 10.9 - 12.0

　最後一杯だったが　持続力のある末脚+一気の決め手があることは証明
　非常におもしろい

ちなみにディープインパクト産駒の成績　中山２０００関連
皐月賞過去１０年　８．６％　１７．１％　２７．６％　
中山２０００　　　１７％　２９％　４７％　（２０２０年成績）　
全芝　　　　　　　１３％　２３％　３４％　（２０２０年）

いかに皐月賞が中山２０００で特異なレースであるかよくわかる
皐月賞は数値は悪いが、ここ５年で米系との配合で３勝しているので
チャンスは十分

最後に父のレース　もはや　なんの参考にもならない

つよ