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【おすすめホラー映画】畏怖 ー それはあなたを「ありもしない現実」へと誘う物語 ー。

ども。ザクロと申します。

皆さま、暮れつつある季節いかがお過ごしでしょうか。
冬と秋の競走のような気候で、朝晩と冷えるこの頃ですが、もっとゾクっとするようなモノを見てみませんか?


異界の入り口へようこそ…
怖さは控えめ作品5選。

ホラーというと最恐有名作品が脳裏をよぎるかと思います。
ゆえに手を出しにくい方も多いでしょう。
なので、怖さ控えめな作品をご紹介していこうかと思います。
あくまで個人の意見ですので、見る際は自己責任でお願いします。


1:返校 〜言葉が消えた日〜

你是忘記了、還是害怕想起来
(忘れてしまったのか、
    それとも思い出すのが怖いのか)

皆さんにもあるのではないでしょうか?
「あの頃の、苦しくも精一杯生き抜いた日々」という時間。

こちらは中国の作品で、実際に行われていた過去の出来事をもとに作られた映画です。
なんと元はホラーゲームというから驚き!
少し変更されている点はありますが、大切なシーンや人間模様など、忠実に再現されていて個人的評価高め。

テーマにしている内容から、少し重たい雰囲気や演出がなされますが見応えはバッチリです。


2:仄暗い水の底から

「ずっとずっと いっしょだよね、 ママ。」

「リング」シリーズの生みの親、鈴木光司氏のホラー短編集のひとつ「浮遊する水」を原作とし同シリーズの映画監督を務めた中田秀夫氏が今作の監督を務めている。

単なるホラーでは無く、愛情がテーマにあるのか少し温かみも感じる作品。
というか、リングシリーズもそうだけど、鈴木氏の物語って家族や恋人といった大切な人との愛情が根底にあるんじゃないかなって思ってます。

とはいえ、怖がらせる演出はピカイチ。
ジャンプスケアが少ないだけにストーリーに惹き込まれている最中にじわじわとくる不気味さと切なさにはとてもいいモノを感じます。

見終わったあと、キャッチコピーの解釈が増えるのも楽しみのひとつ。


3:死にぞこないの青

「目覚メヨ、残虐。」

今まで見えていた世界が一変してしまうことって、よくありますよね。

あることをきっかけに主人公の少年の日々が少しずつ歪み始めます。
少年には「アオ」という存在が見えていて…

原作は乙一先生の作品。
ホラー、というよりはジュブナイル、もしくはミステリーよりな作品でホラーが苦手な方でも楽しめると思います。

「アオ」とはいったい…、少年がとる行動とは…。終盤の展開に、あなたはどんな感想を持つでしょうか?


4:水霊 ミズチ

「死に水、 その水を 飲んではいけない」

こちらも、今までの日常が一変してしまう作品。
と言っても前述の作品と違い、ホラー色の濃い作品となっており、ジャンプスケア(バンッと驚かせてくる演出)や痛みの表現が苦手な方は少し躊躇うかもしれません…

ある日、地震が頻発するようになった地域で、同様の症状を訴え自ら命を絶つという事件が多発する。「喉が異常に渇く」そう言って…。
記者である主人公は、取材のツテを頼りに「死に水」の真相へと迫っていく…

原作のある作品なのですが、どうやら映画化の際にいくつか変更点があった様子。
賛否が分かれる作品なのですが、設定が非常によく、いつの間にか自分も呪いの渦中にいるのでは?と考えを巡らせるほど。

後を引く怖さがあるので、そういった観点からも意見が分かれるかも?


5:ブラック・フォン


「密室に鳴り響く、『死者からの電話』」


最後は洋画のご紹介。
予告映像が記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。


この作品、ストーリーの進行上あらすじを語ることが難しいのであえてここでは書きませんが、上述した「死にぞこないの青」「仄暗い水の底から」を観た人なら楽しめるかと思います。

強いてあげるなら「家族」「電話」「友達」「勇気」がキーワードということでしょうか

また、原作である短編小説「黒電話」著者はジョー・ヒル氏
映画化にあたり設定は変更されているものの、とてもいいストーリーに仕上がっているのでお時間があれば是非!(*´꒳`*)


書き終えて

やはり、もう少し書くペースを上げたい。

こちらの記事を閲覧いただきありがとうございます。
冒頭で季節のことに触れていますが、書き始めたのは「夏に聴きたい〜」と同じ時期なんですよ。ホラーといえば夏、ですし。

書きあぐねていたら、また季節を通り越してしまい申した(:*´꒳`*)キ ヲ ツケナキャ

さて、今回の記事は「怖さ控えめホラー映画」ということで。
苦手だけど興味はあるという方、複数人での視聴という手もあります。また、配信者さんたちが同時視聴という配信を行なっていたりもしますので、気になった作品がありましたら、「同時視聴してる人いないかな?」と探してみるのもいいかもしれませんよ(`・ω・)」グッ

この記事を書くにあたり、参考にさせていただいた方々に感謝。

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